トヨタvsホンダのHVバトル・第2章、BMWも反撃
掲載 更新 carview!
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海外メーカー製輸入車が売れ行き好調だ。16カ月連続で前年を上回り、8月単月では過去3位となる実績で、軽自動車を除く新車販売全体に占めるシェアは9%と過去最高となった。1~8月の累計でもシェアは8.1%になっており、年間で過去最高だった11年の7.7%を上回る可能性が高くなってきた。
特に好調なのがVWとメルセデス・ベンツで、ともに8月単月としては過去最高を記録。VWは8月としては初の4000台超えとなる4347台で、「新型ゴルフ」が全体の4割を占めた。メルセデスは36.1%増の4121台で、今年モデルチェンジした「Aクラス」と「Eクラス」が牽引役。ブランニューの「CLA」や緊急自動ブレーキなどを備えたレーダーセーフティパッケージの設定拡充も功を奏した形だ。
そんななか、昨年メルセデスに抜かれ、4年ぶりに年間3位に甘んじたBMWが新車攻勢に出た。8月末に「3シリーズ」、「6シリーズ」、「7シリーズ」に緊急自動ブレーキ機能などを採用したドライビングアシストと、車載通信モジュールを使ったBMW SOSコール&テレサービスを標準装備化。いち早くHVとクリーンディーゼル車をラインナップしたBMWが、最近大注目の緊急自動ブレーキ機能にも対応したというわけだ。
また9月12日には「5シリーズ」を大幅にマイナーチェンジ。フロントまわりのデザインが変わり、歩行者検知機能付き衝突回避・被害軽減ブレーキなども標準装備された。
BMWは世界市場では好調で、今年上半期は80万4248台、前年同期比7.7%増。ミニとロールスロイスを合わせたBMWグループ全体では95万4521台、前年同期比6.0%増と過去最高となった。年内には3シリーズクーペの後継となる「4シリーズクーペ」や「X5」をモデルチェンジ予定で、フランクフルトショーで話題となったEV(電気自動車)、「i3」も発売される。i3は来年には日本にも投入されるというから楽しみだ。
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