限定40台のDS3 パフォーマンスに試乗。眺めて、聴いて、走って感じる歓び
掲載 更新 carview! 文:藤島 知子/写真:小林 俊樹
掲載 更新 carview! 文:藤島 知子/写真:小林 俊樹
搭載されているパワートレーンはもはや熟成の域に達した1.6Lの直噴ターボエンジン。組み合わされるトランスミッションは6速MTのみとなっている。ギアを1速に入れ、クラッチをミートさせながらソロソロと動き出していく。ここで、想像以上に操作しやすいクルマであることに驚いてしまった。
まず、意外性を感じたのは反力が軽いクラッチペダル。ペダルの重さなど、あらかじめドライバーにテクニックが要求されるピーキーなものではないかと覚悟して臨んだが、思いのほか楽に構えて運転できる。シフトレバーは変速時に狙ったゲートにスルッと収まる感触で、カチッとした手応えのものとは違い、ラフな操作感覚で扱える。
交通量が多い市街地とか、場当たり的にシフトを放り込むワインディング路で扱う上では堅苦しくなさそうだ。まさに、「そんなあたりもフランス車らしいなぁ」と思いを巡らせながら、今度は少しずつエンジン回転を高めていく。2000回転あたりまでは大人しかったエキゾースト音は2300回転、2500回転と高まるにつれて半音ずつ音色を上げ、やがてエンジンのピッチが揃っていくと同時にトラクションを得て走る楽しみを与えてくる。
一連のクルマの身のこなしはスムーズであるものの、レッドゾーン手前の6000回転あたりまで吹け上がっていく時のサウンドはあまりに官能的! このあたりは、同じ1.6L直噴ターボでありながら、165psの「DS3 スポーツシック」のエンジンフィーリングとは全くの別モノ。低回転のピックアップで緻密に力を引き出していくだけでなく、回転フィールがグッと洗練されている。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
カブト、システムヘルメット『RYUKI』に新色“フラットコヨーテ”を追加。2024年5月下旬に発売
お腹の大きい妊婦さんはどうするの? シートベルトのルールを再確認
ガスリー、今季初入賞もオコンの接触に失望「チームの指示に背く行為」アルピーヌ代表も激怒/F1モナコGP
一生モノのステアリングは「ナルディ」と「モモ」! ロングセラー製品の愛される理由とは?「パーソナル」や「イタルボランテ」はどうなった?
アルファロメオ、主力『ジュリア/ステルヴィオ』に設定の限定車“スーペル・スポルト”の予約受付を開始
スバル・トヨタ・マツダ「仲良くケンカ」 新エンジン開発で3社“共創/競争”宣言【動画あり】
アルボン9位、ウイリアムズ今季初入賞を喜ぶも「角田の後ろでつらいレースだった」/F1モナコGP
「正常進化」で富裕層をさらに誘惑 メルセデス・ベンツGクラスへ試乗 3L直6ディーゼルがベストフィット
このクルマの床、「竹」なんだぜ…? どうにかしたい“危険な植物”何に使える?
三菱自動車の軽トラックが一部改良を実施。安全性と機能性を向上
シンプルだけど気持ちがこもっている【ホンダ WR-V】
ハミルトン、2ストップでファステストを記録もアンダーカットはならず「チームの指示にミス」とメルセデス/F1モナコGP
【さよならフィアット500】ついにエンジン車が終了宣言。まだ買える500のグレードまとめ
【566万円から】アウディA4&A5スポーツバックに特別仕様車「マイスターシュトュック」新設定
【ビンボー臭さゼロ】なVW製新型キャンパーの“デザイナーズ感”。日本メーカーも出してほしい
【買えないアルヴェル】横目に“500万円安+6人”で売れるレクサス「LM」が気にする兄弟の動向
【WRX S4ではありません!?】スバルが公開した謎の4ドアセダンの正体とは?【S耐富士24hレース】
【マツダが明言】本当だった次期「CX-5」計画! ハイブリッドはTHSのマツダチューン版が濃厚
キッカケは豊田会長の「走ってみない?」。マッチがS耐でレーサーに復帰したワケ【S耐富士24hレース】
【199万円!】大人気プチバン「シエンタ」の最安グレード“ガソリンのX”はアリかナシか?
近藤真彦参戦、弱点克服、夢のCO2回収装置…今年も水素カローラ進化が止まらない【S耐富士24hレース】