新型トゥインゴ日本発表。0.9Lターボ×DCT搭載&戦略的なプライス設定
掲載 更新 carview! 写真:小林 俊樹、ルノー・ジャポン
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7月13日、ルノーは新型スモールカー「トゥインゴ」を国内発表した。ラインアップは「トゥインゴ インテンス」189万円と、「トゥインゴ インテンス キャンバストップ」199万円。また、各50台限定の「トゥインゴ バックスポール」199万円と、「5S(サンク S)」169万円も発表した。発売は全モデルとも9月15日。
昨年の東京モーターショーで参考出品として日本プレミアされた新型トゥインゴ。最大のトピックはメルセデスの「スマート フォーフォー」と共同開発された、リアエンジンの後輪駆動モデル(RR)ということだろう。2012年登場の先代トゥインゴと、フロント周りなどの雰囲気こそ似ているが、先代はコンベンショナルなフロントエンジンの前輪駆動モデル(FF)だった。
トゥインゴは5ドア(定員4名)のみの設定。先代比で100mm以上短いというボディサイズは、全長×全幅が「VW up!」とほぼ同等の3620×1650mm、全高はやや高めの1545mmとなっている。
日本に導入されるモデルの主力エンジンは0.9L 3気筒DOHCターボ(90ps/135Nm)で、6速DCTを介して後輪を駆動する。日本で販売されるスマート フォーフォーが搭載する1.0L 3気筒DOHC自然吸気エンジン(71ps/91Nm)よりハイパワーだから、ここは差が出る部分になりそうだ。0-100km/h加速は10.8秒、JC08モード燃費は21.7km/L。
一方、最廉価版として50台限定で発売される「5S(サンク S)」には、フォーフォーと同じ1.0L版の3気筒DOHCエンジン(71ps/91Nm)が搭載され、5速MTが組み合わされる。
ターボエンジンを採用しつつもカタログモデルの価格帯(189~199万円)は頑張った設定。姉妹モデルのスマート(209~229万円)と比較するとかなりのバーゲンと言えそうだ。また、1.0L自然吸気エンジンを採用した5MT仕様の限定モデルの「5S(サンク S)」は、ギリギリ160万円台という価格設定になっている。
欧州ではよりハイパワーにチューンされた0.9L 3気筒DOHCターボ(110ps/170Nm)を搭載し、ルノースポールが足回りを手掛けたMTモデルの「トゥインゴGT」も発表されている。今後はこういったモデルの導入なども気になるところだ。
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