マツダ3 セダンに試乗。内外装の質感と乗って気になった点
掲載 更新 carview! 写真:篠原 晃一、編集部
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街中ではハンドリングに車両の重さを感じる場面は少なく、サスペンションは少々固めの印象です。首都高のコーナーのような中高速域での素早いステアリング入力時には、若干遅れて車体がついてくるような感覚もありました。
微細な振動や大きな段差を乗り越えた際は、シンプルな構造のトーションビーム式に変更されたリアサスペンションを含め、不快な揺れをボディに伝えず吸収してくれますが、不正路面での小さな凹凸は拾ってしまう印象が少々残りました。車重のあるディーゼルやSKYACTIV-Xエンジン搭載モデルは、ガソリンモデルとは異なった乗り味かもしれません。
2.0L ガソリンエンジンのパワーは、高速道路での追い越し加速時に若干もたつきを感じる場面もありましたが、必要にして十分といえそうです。アクセルを踏み込んだ際のエンジン音は、高回転を多用したくなる音質ではありませんが、不快な音や振動は感じられません。試乗後の燃費は約11km/L台でした。試乗コースでは渋滞もありましたが、街乗りと高速道路が約半々であることを考えると、もう少し伸びを期待してしまいます。
高速道路での「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」や「レーンキープ・アシスト・システム(LAS)」は、穏やかなシャシ特性と相まって、長距離走行などで重宝しそうです。車間調整やステアリングアシストの介入制御は、強いGが短時間で発生してしまう場合もあったため、もう少し滑らかで穏やかさがあっても良いと感じました。
今回の試乗車両はメーカーオプションとなる「Boseサウンドシステム」、「360度ビュー・モニター+ドライバーモニタリング」、「スーパーUVカットガラス(フロントドア)+IRカットガラス(フロントガラス/フロントドア)」、「CD/DVDプレーヤー+地上デジタルTVチューナー(フルセグ)」が装着され、メーカーオプション込みの価格は292万3300円でした。気になる点もありましたが、質感の高い内外装と装備、静かな移動空間を手に入れるには納得の価格設定かもしれません。今年12月に追加予定の「SKYACTIV-X」エンジン搭載モデルの登場が楽しみです。
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