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見た目からして究極。ランボルギーニのサーキット専用モデル「エッセンサSCV12」発表

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見た目からして究極。ランボルギーニのサーキット専用モデル「エッセンサSCV12」発表

伊ランボルギーニは、新たなサーキット専用限定モデル「エッセンサ SCV12」をワールドプレミアした。

仏南部のポール・リカールサーキットを爆音も高らかに駆け抜ける予告ムービーが公開されたのは6月23日。それから一月余、ついに猛牛史上最強のNAユニットを搭載したエッセンサ SCV12がアンベールされた。「ミウラ イオタ」や「ディアブロGTR」といった名車に連なるべく、その開発は、レース部門「スクアドラ・コルセ」と社内デザイン部門のチェントロ・スティーレが共同で担当。サーキットでの走行に的を絞り、ランボルギーニのレーススピリットを余すことなく注入したという。

ミッドのV12ユニットは830hpオーバーまでチューンされ、軽量なカーボンファイバー製モノコックを採用したことも相まって、パワー・ウェイト・レシオは1.66kg/hpをマーク。モノコックは車内のロールケージを廃しながら、FIAのレギュレーションを満たす剛性を獲得しているという。

巨大なV12のノートを存分に楽しめるよう調律されたカプリスト製エグゾーストは、背圧を削減することでパフォーマンスアップにも貢献。6速シーケンシャルギアボックスは剛性を高めるべくシャシー構造材の一部としてマウントされ、エンジンパワーはすべて後輪へ伝えられる。また、マグネシウムリムを持つフロント19インチ、リア20インチのホイールにはピレリ製スリックタイヤがセットされ、サーキットへの特化は各所で徹底されている。

空力の活用も特徴で、高速走行の際にはRAMシステムにより圧力の高まったエアーをパワーユニットに導きエンジンパワーを上昇。大型の可変式リアスポイラーが発生する250km/h時のダウンフォースは、GT3レースカーを上回る1,200kgに達する。ボディサイドのインテークも、エンジンやギアボックスにクールエアーを導入する機能を有している。

今後、プレミアムの上昇が必至のエッセンサ SCV12。ラッキーな40人のオーナーにはメーカーによる特別なドライビングプログラムも用意されるとのことだ。

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