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8世代目の新型フォルクスワーゲン・ゴルフ、デビュー目前! 歴代ゴルフをふり返る【初代編】

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8世代目の新型フォルクスワーゲン・ゴルフ、デビュー目前! 歴代ゴルフをふり返る【初代編】

Volkswagen Golf

フォルクスワーゲン ゴルフ

8世代目の新型フォルクスワーゲン・ゴルフ、デビュー目前! 歴代ゴルフをふり返る【初代編】

後輪駆動のビートルから前輪駆動のゴルフへ

フォルクスワーゲン・ゴルフが8代目へフルモデルチェンジする。ワールドプレミアは2019年10月24日。すでにデザインスケッチは公表済み、デジタル化とコネクティビティを積極的に推し進めた最新コンパクトハッチバックになると予告されている。発表までのカウントダウンを兼ねて、45年の歴史をふり返る。

1974年3月29日、ウォルフスブルクの生産ラインで初代ゴルフの第一号車がラインオフした。ジウジアーロの描いた革新的プロポーションをまとった小型ハッチバックは、その年の5月に販売会社の店頭に並び始めている。長年マーケットを支配していたのはリヤアクスル後方にエンジンを積み後輪を駆動するビートル(タイプ1)であったが、新たな王座を狙うべく登場したのが、その1年前の1973年にシロッコとパサートで採用していた「フロントエンジン/前輪駆動レイアウト」を導入したゴルフだった。

GTIやカブリオレでセグメントに旋風を

初代ゴルフはあまりにも大きな期待を背負って開発された。デザインを担当したのはジョルジェット・ジウジアーロ。2150万台以上を生産したビートルという成功譚を引き継ぎ、さらに超えていくことが求められた。

かくして、モダンで安全性に優れ、テールゲート下に広大な荷室が備わり、しかも後席のバックレストも畳むことができる飽きのこないデザインのハッチバックが誕生。機能美を優先した潔く格調の高いスタイリングもあいまって、一気呵成に人気を集めることになった。第一号車が産み落とされてからおよそ2年半後の1976年10月には、100万台目のゴルフがラインオフしている。

累計生産台数699万台

当時、フォルクスワーゲンはゴルフについてこのように書き記している。「ゴルフは最大の実用スペースと安全性をご提供します。一切の妥協をせず、機能性を追求しました。低いベルトラインはドライバーのみなさんにクリアな視界をもたらし、傾斜したボンネットにより車両前方の路面もよく見えるようになっています。低いリヤウインドウのおかげでバックも楽に行っていただけます」。この美点は、45年を超えた現在までそのまま受け継がれている。

初代ゴルフは常に新しい技術やトレンドのパイオニアでもあった。たとえば1976年には小型ホットハッチという存在を生み出したGTIをリリース。1979年にはカブリオレ(車名はゴルフ・カブリオ)を投入して、一時は世界でもっとも売れたコンバーチブルという記録も作った。

カブリオレやジェッタなどすべての派生車を含めると、初代ゴルフの累計生産台数はじつに699万台に達した。世界中で愛されるコンパクトカーという、ビートルの築いた足場を見事に受け継いだのである。

【初代ゴルフ年表】

1974年 初代ゴルフ誕生

1976年 3月に生産台数50万台、10月には100万台を達成。初代ゴルフGTIと最初のディーゼルモデルも登場

1978年 6月に200万台達成。7月には北米向け「ラビット」デビュー

1979年 9月に300万台達成。初代ゴルフ カブリオレとキャディ登場。フェイスリフトも敢行

1982年 2月に500万台達成。初のディーゼルターボ搭載モデル登場

1983年 累計699万台を生産した後、西ヨーロッパで初代モデルの販売が終了

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