現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 4~9月に売れたインポートカー フェラーリ、マクラーレンが伸びる

ここから本文です

4~9月に売れたインポートカー フェラーリ、マクラーレンが伸びる

掲載 更新
4~9月に売れたインポートカー フェラーリ、マクラーレンが伸びる

9月/上半期 売れたインポートカーは?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)日本自動車輸入組合(JAIA)がまとめた2019年9月期の外国メーカー車の新規登録台数は、前年同月比9.1%増の3万6080台と3か月連続でのプラスを記録する。

【画像】2019年に、日本発表されたフェラーリ 全164枚

また、日本メーカー車(海外生産車)含でも同8.0%増の4万1281台と、7か月ぶりのプラスを成し遂げた。

この結果、2019年度上半期(4月~9月)の外国メーカー車の新規登録台数は前年同期比1.8%増の15万2240台と5年連続でのプラスを達成。一方、日本車メーカー車含では同0.5%減の17万6946台とマイナスに落ち込んだ。

外国メーカー車 過去2番目の成績

9月期の輸入車市場の動向についてJAIA関係者は、「9月の外国メーカー車の新車販売は、ドイツ4強のうち2ブランドがマイナスに落ち込んだものの、メルセデス・ベンツとフォルクスワーゲンの2桁増、さらに中堅ブランドの健闘などもあって、3か月連続での前年実績超えを達成した」と解説。

「また、日本メーカー車はホンダと日産自動車以外がプラスに転じ、同1.0%増の5201台と7か月ぶりのプラスを記録。輸入車全体では同8.0%増の4万1281台と7か月ぶりに前年実績を超えた。クルマとしてはSUVやディーゼル、ハイブリッドの新型車が好調。特別仕様車や限定車も高い人気を集めている」と説明した。

また、2019年度上半期に関しては、「とくに好調だったのが外国メーカー車で、5年連続でのプラスとともに、1996年に次ぐ過去2番目の好成績を成し遂げる。一方、日本メーカー車は新型車効果に一服感が出たようで、前年同期比12.3%減の2万4706台と落ち込み、トータルでは同0.5%の微減となった」と指摘した。

9月 VWがBMWを逆転

外国メーカー車の9月期のブランド別成績では、新型車や特別仕様車を精力的に発売したメルセデス・ベンツが前年同月比13.0%増の7928台を記録し、55か月連続で首位を守る。

続く第2位には、同17.2%増の5941台を達成したフォルクスワーゲンが1ランクアップで位置。

前月第2位のBMWは同7.8%減の5380台で第3位に陥落し、またアウディは前月と同位の第4位だったものの成績は同2.7%減の3080台と苦戦した。

高級スポーツカー 大幅増

トップ5以外の外国メーカー車のブランド別成績では、新型車および特別仕様車を鋭意リリースした中堅ブランドの健闘が光った。

ジープが前年同月比63.2%増(1986台)、ボルボが同17.3%増(1868台)、プジョーが同10.9%増(1161台)、フィアットが同47.5%増(866台)、ランドローバーが同23.5%増(546台)、アバルトが同16.5%増(346台)という2桁プラスを成し遂げる。

高級スポーツカーブランドも躍進し、ポルシェが同8.5%増(907台)、フェラーリが同259.4%増(115台)、ランボルギーニが同75.7%増(65台)、マクラーレンが同314.3%増(58台)、アストン マーティンが同70.0%増(34台)を記録。

さらに、超高級車ブランドのベントレーが同22.9%増(43台)、ロールス・ロイスが同70.6%増(29台)、BMWアルピナが同16.0%増(29台)の好成績を達成した。

4~9月 スーパーカー勢、2桁の伸び

2019年度上半期の外国メーカー車のブランド別順位については、前年同期比2.6%増の3万1742台の新規登録を成し遂げたメルセデス・ベンツが5年連続でのトップにつく。

続く第2位には、同1.3%減ながら2万4136台を記録したBMWが1ランクアップで浮上。前年度第2位のフォルクスワーゲンは、同7.0%減の2万3526台で第3位に順位を落とした。

一方、多くの中堅ブランドが好成績を残したことも2019年度上半期のトピックだ。

とくにジープやプジョー、シトロエン、ランドローバー、DSが前年同期比で2桁増を記録。高級スポーツカーブランドも伸長し、ポルシェやフェラーリ、ランボルギーニ、マクラーレン、アストン マーティンが前年同期比2桁増の好セールスを達成している。

こんな記事も読まれています

RAYS FAN MEETING2024は圧巻の800台エントリー! 新製品も続々と注目のホイールデザインを初展示
RAYS FAN MEETING2024は圧巻の800台エントリー! 新製品も続々と注目のホイールデザインを初展示
レスポンス
ランドローバー、レンジローバー2025モデルの概要を発表
ランドローバー、レンジローバー2025モデルの概要を発表
月刊自家用車WEB
F1コミッション、ポイントシステム変更についての決定を延期。今季スペインGPでの新リヤカメラ導入では合意
F1コミッション、ポイントシステム変更についての決定を延期。今季スペインGPでの新リヤカメラ導入では合意
AUTOSPORT web
ラリー仕様の初代アルピーヌA110を手懐けてみた 求められるは「勇敢さ」 歴史アーカイブ
ラリー仕様の初代アルピーヌA110を手懐けてみた 求められるは「勇敢さ」 歴史アーカイブ
AUTOCAR JAPAN
【MotoGP】ヤマハ、カル・クラッチローによる3回のワイルドカード参戦を発表。イタリア、イギリス、サンマリノを予定
【MotoGP】ヤマハ、カル・クラッチローによる3回のワイルドカード参戦を発表。イタリア、イギリス、サンマリノを予定
motorsport.com 日本版
ホンダ「新型ミニバン」! 斬新「対面シート」&窓なしテールの「次期型オデッセイ」!? “超開放空間”実現の「スペースハブ」実現性は?
ホンダ「新型ミニバン」! 斬新「対面シート」&窓なしテールの「次期型オデッセイ」!? “超開放空間”実現の「スペースハブ」実現性は?
くるまのニュース
ランボルギーニのSUV『ウルス』に800馬力のPHEV登場…北京モーターショー2024
ランボルギーニのSUV『ウルス』に800馬力のPHEV登場…北京モーターショー2024
レスポンス
タフでおしゃれなアウトドア派クロスオーバー スマート「#5」初公開 年内市販化予定
タフでおしゃれなアウトドア派クロスオーバー スマート「#5」初公開 年内市販化予定
AUTOCAR JAPAN
もしや新型CX-5か!?  パキパキボディがイイね!!  しかもディーゼル廃止で全車電動化か!?【北京ショー】
もしや新型CX-5か!?  パキパキボディがイイね!!  しかもディーゼル廃止で全車電動化か!?【北京ショー】
ベストカーWeb
日産R35「GT-R」にコスパに優れた本格派ブレーキローターが誕生! 12ミリと14ミリのハブボルトに対応したスグレモノでした
日産R35「GT-R」にコスパに優れた本格派ブレーキローターが誕生! 12ミリと14ミリのハブボルトに対応したスグレモノでした
Auto Messe Web
トヨタ、テンセントと提携 AI技術生かしたサービス提供
トヨタ、テンセントと提携 AI技術生かしたサービス提供
日刊自動車新聞
ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
ホンダ『イエ GTコンセプト』が初公開、4ドアクーぺEVで中国トレンドに真っ向勝負…北京モーターショー2024
レスポンス
バイクニュース今週のダイジェスト(4/22~26)
バイクニュース今週のダイジェスト(4/22~26)
バイクブロス
予想が外れるマクラーレン、ピアストリも“浮き沈みのワケ”解明が急務と指摘。タイヤへの負荷が影響か?
予想が外れるマクラーレン、ピアストリも“浮き沈みのワケ”解明が急務と指摘。タイヤへの負荷が影響か?
motorsport.com 日本版
一度は乗ってみたい! サイドカーは、通常のバイクにつけることができる?
一度は乗ってみたい! サイドカーは、通常のバイクにつけることができる?
バイクのニュース
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
なぜ免許とマイナカード「24年度末」に一体化? 紛失時はどうなる? 一体化でどんな影響ある?
くるまのニュース
「出遅れ」「巻き返し」「反転攻勢」EVめぐる話題が目白押し【新聞ウオッチ】
「出遅れ」「巻き返し」「反転攻勢」EVめぐる話題が目白押し【新聞ウオッチ】
レスポンス
ボルボ XC40、豪華仕様の限定車「プラス B3 セレクション」発売
ボルボ XC40、豪華仕様の限定車「プラス B3 セレクション」発売
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村