ディーノの復活プラン 一時休止に
フェラーリは、ディーノの復活を一時休止することを発表した。
いっぽうでCCO(最高商務責任者)のエンリコ・ガリエラは、「あくまで一時休止」であることを強調する。
「将来のプランについて『止めた』と言い切りたくないのです」
「ただし、すぐに実現することはなさそうです」
V6エンジンを載せたエントリー・モデルとしてディーノを復活させる話は2016年に浮上した。
当時フェラーリを率いていた、故セルジオ・マルキオンネが
・ディーノの名前の復活
・V6エンジンの搭載
を語ってくれたのが、もう2年前のことになる。
代替わりで新戦略 間口ひろげる意思なし
ルイス・カミッレーリがフェラーリになって、2022年までに15車種を投入する戦略が報じられた。
最近、相次いで投入された以下のモデルも、15車種に含まれる。
・F8トリビュート
・SF90ストラダーレ
・F8スパイダー
・812 GTS
新型ディーノのような、間口をひろげるモデルを投入するよりも、あたらしいセグメントの投入/SF90ストラダーレのようなハイパーモデルの投入を重要視するようだ。
ルイス・カミッレーリは、「フェラーリのラインナップを考えることで、ブランドの立ち位置に磨きをかけています」としたうえで「だからといって、入り口価格を下げて、オーナーを増やすという考えはありません」とコメントしている。
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