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BMW、オリバー・ツィプセを新CEOに任命 株式市場は歓迎 業績回復/電動化に注力

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BMW、オリバー・ツィプセを新CEOに任命 株式市場は歓迎 業績回復/電動化に注力

もくじ

ー 株式市場はこの人事を歓迎 株価は1.4%上昇
ー 引き継がれる課題、業績悪化と電動化の遅れ

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株式市場はこの人事を歓迎 株価は1.4%上昇

BMWは、任期満了して退任するハラルド・クルーガーCEOの後継として、オリバー・ツィプセを新CEOに任命した。ツィプセは、同社の野心的な電動化戦略を推し進めてきた1人だ。

8月16日付けで新たな役職に就くツィプセは、1991年に研修生としてBMWに入社。2015年より取締役会に名前を連ねてきた。

55歳のツィプセは、これまで生産戦略や技術計画を担当してきた。BMWの電動化を推進してきた1人で、電気自動車の主要コンポーネントを、外部から調達するのではなく、従業員を守るためにも自社生産するべきであると主張してきた。

ツィプセは2007年から2008年まで、BMWのミニを生産している英国オックスフォード工場のマネージャーも務めていた。生産ラインにロボットの導入を拡大し、輸出を大幅に増大させた。

ツィプセのCEO任命は株主からも歓迎された。この発表があった後、BMWの株価は1.4%上昇した。

引き継がれる課題、業績悪化と電動化の遅れ


監査役会会長のノルベルト・ライトホーファーは、次のように述べている。「BMW AGの監査役会は、戦略と分析に長けた決断力のあるリーダー、オリバー・ツィプセをBMW AGの取締役会会長に任命しました」

「彼はBMWグループに新鮮な勢いをもたらし、未来のモビリティ開発にますます弾みが付くことでしょう」

クルーガーが退任の意思を発表した際、ツィプセと共に研究開発担当取締役のクラウス・フレーリヒの名前が後任候補として挙がっていた。

クルーガーは2015年から4年間、BMWの舵を取ってきた。53歳の彼は健康にいくつか問題を抱えており、退任は予期されていなかったわけではなかった。

クルーガーは在職期間中、BMWの電動車専用サブブランド「i」を軽視してきたことで批判を受けていた。また、世界販売台数が著しく落ち込み、これまでBMWが長く維持してきたプレミアム・ブランドNo.1の座をメルセデス・ベンツに明け渡すことになった件についても責任があると見なされていた。

ライトホーファーは「クルーガーが長年BMWグルーブで成し遂げてきた業績に、心から感謝の意」を表した。

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