もくじ
ー 内燃エンジン搭載のXJは8代目で終了
ー 9代目はフラッグシップの電動サルーンに
内燃エンジン搭載のXJは8代目で終了
ジャガーは間もなくXJサルーンの生産を終了する。来年には新しい電動サルーンに代替わりするからだ。
8代目の、そして最後のXJは、7月5日にキャッスル・ブロムウィチの生産ラインを離れる予定だ。ジャガーはXJの発売以来、これまで12万台以上を生産してきた。
2009年7月にX351型が発表されてからちょうど10年。現行型XJは英国で販売されているモデルの中で最も旧い1台になった。
モデル中期の2015年に施されたフェイスリフトではエクステリアに控えめな変更が加えられ、アップグレードしたメディア・システムが搭載された。
2018年、ジャガーはXJの50周年を記念して、XJ50と名付けられたスペシャル・エディションを発表。これは標準とロングホイールベースの両方に設定された。
最高出力300psの3.0ℓV6ディーゼルターボを搭載し、0-100km/h加速は6.2秒だった。
9代目はフラッグシップの電動サルーンに
ジャガーの象徴的なモデルという地位とは裏腹に、XJはジャガーで最も人気のないモデルとなっていた。2018年12月の英販売台数はわずか301台。
これに比べ、SUVのFペイスは4492台、コンパクト・サルーンのXEは2252台、そしてスポーツカーのFタイプも492台が同じ月に売れている。
XJは来年登場する9世代目で、フラッグシップの電動サルーンとして生まれ変わる予定だ。ジャガーが公式に認めたわけではないが、同社の広報担当者は英AUTOCARに対し、ジャガーが「XJの車名を継続させる」つもりであることを明かした。
ジャガーがBMW 7シリーズやメルセデス・ベンツSクラスに対抗して投入するXJの2020年モデルは、高級車市場に一石を投じることになるだろう。ゼロエミッション車となる次期型XJはまた、間もなく発売されるポルシェ・タイカンのライバルにもなる。
XJに先進的な改革が行われるのは、これが初めてではない。2002年にモデルチェンジしたX350型にはジャガー初のオールアルミ製ボディが採用された。
その次のX351型では、1969年に登場した初代XJ以来受け継がれていたスローピング・ボディを廃止した。
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