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ニューモデル 2019.5.12

アンチSUV派に捧ぐ 新車のSUV価格で買える、魅惑の中古車 18選

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もくじ

ー SUVが支配する世界
ー クーペ
ー スーパーサルーン
ー ロードスター
ー ホットハッチ
ー 変わり種
ー アンチ・クロスオーバー
ー 番外編1:人気の秘密
ー 番外編2:それでも新車のSUVが必要なら……

    戦いの場から公道に舞い降りたモンスターマシン 22選 前編

SUVが支配する世界

2018年、欧州市場でもっともシェアを伸ばした10台のうち、何台がクロスオーバーやSUVと呼ばれるモデルだったか気になるだろうか? 10台すべてがこうしたモデルだったのだから、気にならなくても当然だ。SUVはもはやトレンドではなく、完ぺきに市場に根づいている。

毎年20%で成長を続けた結果、すでにSUVは新車市場の1/3を占めるまでになっており、われわれはいま、まさにSUVが世界の1/3を支配する、ジョージ・オーウェル作「1984」の自動車版とも言える状況にあるのだ。新車選びをするひとびとは、サルーンやエステートモデルのカタログを眺めでもしようものなら、思想警察に逮捕されるのではないかと恐れるあまり、素直にリース契約でSUVモデルを購入することを選んでいる。

いま、英国におけるSUV販売台数ランキング3位の座を確保しているのが、セアト・アローナだが、この小さなスペイン製クロスオーバーは、新車購入を考えるひとびとの間で大変な人気であり、われわれもお気に入りのこのモデルを、クラストップの1台だと評価している。

小型モデルとしては十分に洗練され、広々としたキャビンが魅力のアローナは、つまらないルックスと、さらにつまらないドライビング性能を除けば、多くの点で高く評価されるべきモデルであり、しかも、走らせても極めてスローなペースを楽しませてくれる。

つまり、このクルマのエントリグレードを購入するために、1万6750ポンド(241万円)を支払うのであれば、はるかに素晴らしいお金の使い道があるはずだということだ。

ここに、よりスリリングなドライビング性能や個性的なキャラクター、ときには奇抜な程の魅力的なルックスを備え、同じ金額かさらに手ごろな価格で手に入れることのできる18台をご紹介しよう。

SUVが支配する世界だからと言って、その住人になる必要などないのだ。

クーペ

アウディTTスポーツクワトロ


真っ当なスポーツカーではないという世間からの批判に対して、リアシートの替わりにリアタワーバーを設置し、フロントには背当てが固定されたスポーツシートを与える以上のやり方などあるだろうか?

英国市場へは800台のみが導入されたスポーツクワトロには、希少性という魅力も備わっていたが、軽量化に加え、レーシーなシートと240psのパワーを組み合わせたこのもっともスポーティなTTも、やや迫力不足だったと言わざるを得ない。

それでも、個性的なモデルであり、ミントコンディションの車両を1万ポンド(144万円)ほどで手に入れることが出来る。
見つけた車両:2005年式TTスポーツクワトロ、8万500km、1万495ポンド(151万円)

フィアット・クーペ・ターボ


チェントロ・スティーレ時代のクリス・バングルがペンをとったフィアット・クーペは、そのホイールアーチに刻まれたキャラクターラインが印象的なモデルだった。

決してクラシックモデルとして評価されることはないかも知れないが、10年前に多くの車両が無慈悲にもスクラップの憂き目にあった結果、いまでは非常に希少な存在となっている。

価格も徐々に上昇傾向にあり、現存する車両の多くがターボモデルとなるいまでは、そのスタートプライスは4000ポンド(58万円)ほどとなっている。最高のコンディションを維持している車両を手に入れるには、5桁のプライスタグを覚悟する必要があるが、8000ポンド(115万円)で状態の良い個体を発見することも可能だ。

それでも、まずはしっかりとした調査が必要であることに変わりはない。
見つけた車両:1998年式クーペ・ターボ、15万8000km、7995ポンド(115万円)

BMW Z4Mクーペ


本当はZ3Mクーペが欲しくても、その価格はかなり前から2万ポンド(288万円)を上回る状態が続いており、より年式の新しいZ4Mで手を打つしかないだろう。

Z3のような特徴的なリアスタイルではないものの、Z4Mクーペのリアと見事なデザインにも独自の魅了が備わっている。

ボンネットの下に積まれるのは、E46 M3と同じエンジンであり、M3同様、その価格は上昇傾向にあることから、いま1万6000ポンド(230万円)を支払ってこのクルマを手に入れれば、2年後には利子付きでその金額を取り戻すことができるだろう。
見つけた車両:Z4Mクーペ、14万km、1万6700ポンド(241万円)


スーパーサルーン

ベントレー・ターボR


1万6000ポンド(230万円)も支払って、1990年代生まれのベントレーを買うなど、正気の沙汰ではなく、家族や友人からは気は確かかと疑われるに違いない。

だが、自らが所有するベントレーに乗って街を流してみても、このクルマの値段がセアト・アローナ以下だったことを知るのは、ドライバー以外にはほとんどいないのだから、絶え間ない故障とその法外な修理コスト、さらには、莫大なガソリン代に苦しんだとしても、最高の瞬間というものを味わうことができるかも知れない。

そして、ふたたび故障に見舞われ、ありきたりなセアトを購入しようと考えるハメになるのだ。
見つけた車両:1991年式ターボR、7万7000km、1万5695ポンド(226万円)

ジャガーXFR


10年前のデビュー当時、XFRはジャガーからのある種の声明として、新世代のジャガーの実力を示すとともに、次世代モデルがどのようなクルマになるかを予告する存在だった。

XFR以前にも俊足を誇るジャガー製サルーンは存在したが、このクルマほどの速さと機敏さを備えてはおらず、さらに、このクルマでは容易にその実力を発揮することが出来るとともに、高い洗練性をも感じさせた。

500ps以上を発揮するスーパーチャージャー付V8エンジンを積んで、驚くべき速さを見せるとともに、その非常にモダンなキャビンは、このクルマが登場する前年まで購入することのできた、かつてのジャガーからは飛躍的な進化を遂げていた。
見つけた車両:2009年式XFR、11万3000km、1万3995ポンド(202万円)

マセラティ・クアトロポルテ


より速く、よりスポーティなサルーンというものはあっても、この5代目クアトロポルテほどのスタイリッシュさを備えたモデルなど、他にはほとんど存在しない。

生真面目で堅苦しいドイツのライバルたちに比べ、このクルマは魅惑的かつ個性的(その大半はこのクルマが搭載する約400psを発揮する自然吸気V8エンジンにある)な印象を与えることに成功しており、極端に長いボディと狭いリアスペースの組み合わせによって、ルックスは見事だったが、期待するような、滑らかな走りを見せてくれることはなかった。

それでも、これほどの優雅さを誇るクルマが手に入るのであれば、1万2000ポンド(173万円)という価格など問題ではないだろう。
見つけた車両:2005年式クアトロポルテ、8万km、1万1950ポンド(172万円)


ロードスター

ロータス・エラン


ある年齢のクルマ好きに、ロータス・エランを運転したことがあると言えば、驚かれるに違いないが、そのエランとは、1989年にデビューした前輪駆動モデルのM100のことであり、1962年に登場した伝説的なオリジナルエランではないと告げれば、彼らも落ち着きを取り戻すだろう。

それでも、このより新しいエランは、自身の魅力によって、ロータスの歴史を飾る1台となっており、ピーター・スティーブンスの見事な筆さばきから生み出されたそのスタイリングは、いまも輝きを失っていない。

現時点では、ほとんどの車両が1万6750ポンド(241万円)以下のプライスタグを掲げており、もっとも安価な車両であれば、6000ポンド(86万円)ほどで手に入れることが可能だ。
見つけた車両:1990年式エラン、4万8000km、1万3995ポンド(202万円)

アルファ・ロメオ・スパイダー


1966年の初代登場から、1994年の生産終了まで約30年もの間、アルファが誇るこの小さなロードスターがラインナップから姿を消すことはなかった。

4世代にわたるその歴史を見れば、欧州における衝突基準がどのように進化していったのかを実感することができる。1960年代に生み出された初代は、繊細で純粋無垢なモデルとして登場しているが、時代を経るにつれて、まるで武装を帯びるが如く、より大きく重くなっていったのだ。

予算を考えると、必然的に対象は4代目スパイダーに絞られるが、狙うべきは最終モデルであり、このクルマも、活発な4気筒エンジンを積んだ、イタリア製オープンスポーツカーであることに変わりはない。
見つけた車両:1992年式スパイダー、7万9000km、1万5000ポンド(216万円)

ホンダS2000


過激なハンドリングと、数cmほど高過ぎるドライバーズシートが、せっかくのS2000の魅力を損なっているかも知れないが、そのVTECエンジンは雄叫びを上げながら、9000rpmまで一気呵成に回転上昇を続け、そのマニュアルギアシフトも、このエンジンに相応しい見事な仕上がりを見せる。

確かに、このホンダ製ロードスターは完ぺきなモデルではなかったかも知れないが、非常に個性的な1台であり、実際、現代の誰にでも扱えるパドルシフトに、無個性なターボエンジンを組み合わせたスポーツカーに慣れた身には、一服の清涼剤とも言える存在だろう。

6000ポンド(86万円)ほどから見つけ出すことは可能だが、1万ポンド(144万円)も支払えば、それ以上価値の下がることのない、メンテナンス履歴のしっかりとした個体を手に入れることができる。
見つけた車両:2006年式S2000、12万2000km、9995ポンド(144万円)


ホットハッチ

ランチア・デルタ・インテグラーレ


ホットハッチ界の雄とも呼ぶべき存在かも知れないが、5枚のドアと、大きなトランクスペース、さらには四輪駆動を組み合わせたデルタ・インテグラーレは、車高を除けばまさにクロスオーバーと呼ぶべきモデルだ。

左ハンドル限定のこのクルマで、冬の間中走り廻れば、無事に春を迎えることなど出来ないだろうが、そのキャビンに乗り込んで、見事な造形のフェンダーを視界に入れつつステアリングを握れば、まるで自分がイタリアの伝説的ラリードライバー、ミキ・ビアシオンになったかのように錯覚するに違いない。

すでに、モダンクラシックとしての評価を確固たるものとしており、価格にもその影響は表れているが、1万5000ポンド(216万円)も支払えば、多走行だがコンディション良好な1台を手に入れることができる。
見つけた車両:1989年式デルタ・インテグラーレ、19万km、1万4600ポンド(210万円)

ホンダ・シビック・タイプR (EK9)


EK9型シビック・タイプRに関して知っておくべきは、たったひとつのことに集約される。それは、まるでバイク用エンジンのような1.6ℓ直列4気筒が7500rpmで放つ16.3kg-mのトルクと、8200rpmでの185psというパワーだけだ。

初代シビック・タイプRは、毎日乗ることのできるハッチバックを装うよりも、妥協のない本物のスポーツカーであることを目指しており、シーム溶接によってボディ強度も向上していた。

EK9型タイプRが英国で販売されることはなかったが、非常に多くの車両が輸入されている。
見つけた車両:1998年式シビック・タイプR、19万5000km、9000ポンド(130万円)

アルファ・ロメオ147 GTA


ロードスターやクーペには、小型クロスオーバーモデルほどの実用性も備わっていないが、高性能ハッチバックであれば話は別だ。

当時、147 GTAが高く評価されたことはなかったが、それは、このクルマのシャシーが、その251psのパワーを路面へと伝えるには十分な性能を備えていなかったからだった。

それでも、3.2ℓV6エンジンは、そのサウンドに見合った能力を発揮しており、147 GTAはこれまでに登場したホットハッチのなかでもっとも愛らしい1台として、その価値を高く保っている。

いまや、このクルマを手に入れるには、1万ポンド(144万円)ほどを覚悟しなければならない。
見つけた車両:2003年式147 GTA、13万2000km、9995ポンド(144万円)


変わり種

フォルクスワーゲン・フェートン


大型のエグゼクティブサルーンと言えば、決して不思議な存在ではないが、フェートンの生い立ちは奇妙なものだった。

このクルマが存在しているのは、かつてのフォルクスワーゲン会長、フェルディナンド・ピエヒがゴーサインを出したからであり、それは、初めてポルシェがル・マンで勝利を飾った時と同じく、彼自身がこうしたモデルを欲したからに他ならない。

ピエヒがフォルクスワーゲンのエンジニアたちに命じた難題のひとつが、キャビンの室温を保ったまま、50℃の気温のなか、8時間ものあいだ、299km/hでの走行が可能であるというものだった。

フォルクスワーゲンが、フェートンのようなギャンブルを行うことは2度とないだろう。
見つけた車両:2007年式フェートンV6 TDI、7万2000km、1万ポンド(144万円)

ランチア・テーマ 8.32


フェラーリ製V8をフロントに搭載した、ボクシーなデザインのラグジュアリーサルーンほど奇妙な存在など、それほど多くはないだろう。

フロント駆動のこのクルマでは、当然ながらエンジンは横置きされており、ランチアが8.32を創り出したのは、まるで遊び心からのようだった(8.32という車名は、8つのシリンダーと32ケのバルブを持つエンジンから名付けられたものだ)。

いまでは、このクルマのランニングコストは天文学的なものであり、英国で販売されたのはわずか10台に留まるというのだから、もしオリジナルの英国仕様モデルを見つけ出すことができれば、非常にラッキーだと言えるだろう。

価格は上昇傾向にあり、このクルマを手に入れるには1万ポンド(144万円)ほどが必要となる。

もうひとつの「2度と登場しないモデル」に登録すべき1台だ。
見つけた車両:1987年式テーマ8.32、10万3000km、1万750ポンド(155万円)

ルノー・アヴァンタイム


「時代を先取りした」という意味のアヴァンタイムという名を、モデル名に使用することの問題は、そのクルマが、パイオニアかトレンドセッターと呼ぶべき存在でなければならないということだ。

2001年当時、ルノーはこのクルマが、4つのシートと3枚のドアを備えたMPVスタイルのモデルへと、市場を導くことになると確信していた。

驚くべきことに、アヴァンタイムのコンセプトが市場に受け入れられることはなかったが、自動車メーカーが遊び心を持ち、市場へと大胆なモデルを提案した時代のモデルとして、このクルマに魅力を感じないわけにはいかない。

いまでは代わり映えのしないクロスオーバーばかりの世の中になってしまった。
見つけた車両:2003年式アヴァンタイムV6、16万1000km、4500ポンド(65万円)


アンチ・クロスオーバー

トヨタ・ハイラックス


真夜中に水浸しの草原で羊の群れを追わなければならない時や、アフリカの僻地の村に緊急医療品を届けたり、国境検問所まで6人の反乱軍兵士とAK-47ライフルを送り届ける必要に迫られた場合、選ぶべきはトヨタ・ハイラックスだ。

1980年代後半にチャドとリビヤの間で起こった紛争は、トヨタ戦争として知られることとなったが、それは、双方がトヨタ製オフローダーを、「テクニカル」と呼ばれる、民生用トラックの荷台に武器を備えた簡易の戦闘用車両として大量使用したことが原因だった。

1968年に生産が開始されたハイラックスは、いまやもっとも古くから続くモデル名のひとつとなっている。
見つけた車両:2013年式ハイラックス、12万9000km、1万4900ポンド(215万円)

三菱パジェロ・エボリューション


素人目にも、大きく膨らんだフェンダーと巨大なボンネットスクープ、さらには奇妙にも見えるフロントガードを持つパジェロ・エボリューションが、クロスオーバーなどでないことは明らかだった。

ふつうのクロスオーバーが、若い母親たちの都市部における移動手段になることを主眼に開発される一方で、パジェロ・エボリューションはダカール・ラリーでの勝利のために生み出されたモデルであり、実際に12度もの総合優勝を果たしている。

3.5ℓV6エンジンは280psのパワーと35.5kg-mものトルクを生み出しており、シートには、パジェロ・エボリューション誕生の目的を示すかのように、「Recaro」の文字が刻まれていた。
見つけた車両:1997年式パジェロ・エボリューション、9万8000km、1万2990ポンド(187万円)

スバル・フォレスターSTi


ファミリーユースには十分なキャビンスペースとトランク容量を備えたフォレスターSTiは、素晴らしく実用的でありながらも、タフで丈夫なモデルだった。

さらに、四輪駆動システムまで備え、ほとんどが立ち往生するような悪路や雪の降り積もった裏道をもものともしないこのクルマに、ファミリーワゴンとしてこれ以上何かを望むことなど難しいだろう。

264psのパワーと、リアにリミテッドスリップディフェレンシャルを備えたフォレスターSTiが、英国で正式販売されることはなかったが、数多くの車両が輸入されており、見つけだすのにそれほど苦労はしないはずだ。
見つけた車両:2007年式フォレスターSTi、11万4000km、1万1995ポンド(173万円)


番外編1:人気の秘密

クロスオーバーとSUV人気の秘密は、その抗いがたい数々の魅力にあるが、それでも、そのすべてが合理的なものだというわけではない。

おそらく、同じようなサイズのハッチバックではなく、より車高の高いモデルを選ぶ最大の理由は、そのドライビングポジションにあり、より遠くまで見渡すことで、ドライバーがさらなる安心感を得ることができるからに違いない。

さらに、こうしたモデルは乗降性に優れるとともに、重い荷物の積み下ろしも容易であり、スカートを履いて、極端に車高の低いクルマから優雅に降りようとしたことがあればお分かりのとおり、ひとをより上品にも見せてくれる。


それでも、クロスオーバーやSUVを買い求めるひとびとの多くが、こうしたモデルを選ぶのはステータスが理由であることも認識しておく必要がある。

シティカーと比べて、実際にはそれほど大きいわけでも、高価なプライスタグを掲げているわけでもないが、より高級な4×4モデルのような印象を与えることができるのだ。

もちろん、こうしたモデルにも欠点は存在しており、実際、エンジニアリング的見地から言えば、そもそもクロスオーバーやSUVというのは妥協の産物であり、その大きなフロントマスクは、燃費性能に深刻な影響を与えずにはおかない。

ふつうのハッチバックよりも車重が嵩んでいるにもかかわらず、室内空間の大きさはほとんど変わらず、重心位置も高くならざるを得ないことに加えて、統計によれば、歩行者にとっても、事故の際のリスクが大きくなっている。

それでも、ひとびとはこうしたモデルに喜んでお金を支払うのであり、こうした欠点など、多くにとっては大した問題ではないのだ。

番外編2:それでも新車のSUVが必要なら……

クロスオーバーやSUVと呼ばれるモデルは、まるで毎週新型が登場するかのようであり、こうしたクルマは非常に狭い市場を狙って投入されるため、そのすべてをカテゴリー別に分類するのは、決して簡単な仕事ではない。

それでも、比較的手に入れやすいプライスタグを掲げたクロスオーバーとSUVモデルを、コンパクトクロスオーバー、コンパクトSUV、クロスオーバー・ハッチバックとファミリーSUVの4つのセグメントに分けてみた。

つまらないインテリアや冴えないハンドリングにもかかわらず、コンパクトクロスオーバーとして、すでにセアト・アローナをご紹介しているが、洗練性とインテリアスペースに関しては高く評価することができ、ルノー・キャプチャーとマツダCX-3もお勧めのモデルだ。


コンパクトSUVとは、ある程度のオフロード性能を備え、ガッシリとしたやや大柄なボディを併せ持つモデルであり、マツダCX-5とフォルクスワーゲン・ティグアンを従えて、クラストップの座に立つのは、最近ボルボXC40を打ち負かした新型レンジローバー・イヴォークだ。

コンパクトクロスオーバーよりも大柄なボディを持つものの、オフロード向きとは言えないクロスオーバー・ハッチバッククラスで、われわれのお気に入りはセアト・アテカだ。ゆったりとしたキャビンスペースや魅力的なスタイリング、優れた燃費性能に手ごろな価格といった、このセグメントでドライバーが求めるすべてを備えたモデルであり、このクルマ以外でのお勧めは、フォルクスワーゲンT-Rocと日産キャシュカイの2台となる。

ファミリーSUVとは万能のモデルであり、家族の日常に寄り添うとともに、長距離移動も快適にこなし、牽引や多少のラフロードも苦にすることはない。アウディQ5がベストであり、快適と洗練を高いレベルで達成したこの高級オールラウンダーは、依然としてBMW X3とジャガーFペースを凌ぐ存在だ。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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