フィスカー後継会社 続々と新モデル発表
2013年に倒産したフィスカー・オートモーティブは、その後、カルマ・オートモーティブとして再スタートし、現在は旧フィスカー・カルマのアップデート版、カルマ・レヴェーロを生産している。
まだ名前が発表されていない新モデルが、4月の上海モーターショーに登場するという。ヴィジョンと名付けられたコンセプトカーと、レヴェーロの新モデルとともに公開されるようだ。
カルマによると、次期レヴェーロは今年中の販売開始を予定している。
スタイリングを担当したピニンファリーナは最近発表された1900ps超えのEVハイパーカー、バッティスタのデザインも担当した。
バッティスタは、デザインを担当したピニンファリーナとは別会社となるマヒンドラ資本のアウトモービリ・ピニンファリーナから販売される。
そのピニンファリーナとカルマ・オートモーティブは、ある合意を交わしている。
中国資本となったカルマ
カルマとピニンファリーナの両社は「未来の技術と製品開発の促進」という合意を締結させたが、合意の全貌は明らかとなっていない。このようなパートナーシップはラインナップを拡充させるための重要なビジネスプランだとカルマは話す。
中国の自動車部品メーカーの万向集団に買収されたカルマは、フィスカー・オートモーティブの経営破綻をきっかけに、2014年に誕生した。現在はフィスカー・カルマをカルマ・レヴェーロとして製造・販売している。
なお、フィスカー・オートモーティブを設立した自動車デザイナーのヘンリック・フィスカーは現在、フィスカー・インクという全く別のEVメーカーを立ち上げている。
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