現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > ヴァンキッシュ、ミドエンジンで復活? アストン、ビジョン・コンセプト発表 ジュネーブ

ここから本文です

ヴァンキッシュ、ミドエンジンで復活? アストン、ビジョン・コンセプト発表 ジュネーブ

掲載 更新
ヴァンキッシュ、ミドエンジンで復活? アストン、ビジョン・コンセプト発表 ジュネーブ

もくじ

ー ミドエンジン市場に参入
ー エンジンはV6ターボ
ー シャシーは接着アルミニウム構造

『ヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプト』すべての画像をみる

ミドエンジン市場に参入

アストン マーティンは、ジュネーブモーターショーで、ヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプトを世界初公開した。

アストン初の量産ミドエンジン・スーパーカーのプレビューモデルとなる本コンセプトは、アストン マーティンによる最も意欲的なデザイン言語を身に纏って登場。

「ヴァンキッシュ」という名称は、伝統的にアストン マーティンの量産フラッグシップ・モデルに使われてきた。今回、このアイコン・モデルの名称が復活を遂げることになる。自動車業界で最も激しい競争が繰り広げられているミドエンジン・カテゴリニーに参入するのだ。

アストン マーティン・ラゴンダ社長兼グループ最高経営責任者(CEO)のアンディ・パーマーは、次のように述べている。

「ヴァンキッシュの名称を復活させることができて嬉しく思っています。ヴァンキッシュは、弊社の量産フラッグシップカーに使われてきた名称であり、今回発表する重要なコンセプトカーにふさわしい名前です。ヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプトの発表は、アストン マーティンの歴史における記念すべき瞬間であり、弊社のセカンドセンチュリープランを実現するために欠かすことのできないステップでもあります。アストン マーティン初の量産ミドエンジン・スーパーカーは、わたし達のブランドに変革をもたらすことになるでしょう。アストン マーティンは、このモデルとともに、伝統的にラグジュアリー・スポーツカーの主要な市場となってきた新しいカテゴリーに参入します」

エンジンに関する情報も公開された。

エンジンはV6ターボ

プロジェクト003と同様に、ヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプトは、アストン マーティンValkyrie(ヴァルキリー)から始まり、プロジェクト003に受け継がれた先駆的なコンセプトをさらに前進させ、軽量化、パッケージング、エアロダイナミクスをはじめとするあらゆるノウハウを、デザインおよびエンジニアリングの領域に適用している。

アストン マーティン・デザイン・ディレクターのマイルス・ナーンバーガーは、次のように述べている。

「極めて魅力的で印象的なエクステリアを特徴としています。たとえば、タイヤを透かして見ることができる開口部を備えた、独特のクラムシェル・フロントフェンダーがその一例です。このクルマは、過激なパフォーマンスを抑えて設計され、意図的に美しさを追求しています。自宅や公道では非常に良きパートナーとなりますが、一旦サーキットに出れば素晴らしいパフォーマンスを発揮します。そのため、そのスタイルは、それほど挑発的ではなく、ミドエンジン・スーパーカーの流儀に従っています。その一方で、アスリートを連想させるボディラインや現代的なデザインは受け継いでいます。これらは、アストン マーティン初の量産ミッドエンジン・スーパーカーの特徴や機能を表現する上で重要な要素となっています」

ヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプトの量産バージョンには、アストン マーティンが新開発したV6ターボチャージャー・エンジンを搭載。このユニットは、プロジェクト003において、ハイブリッド・ターボ・エンジンとしてデビューするものだ。

シャシーは接着アルミニウム構造

また、アストン マーティン・ヴァルキリー/プロジェクト003のフル・カーボンファイバー構造を出発点として、ヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプトには、テーラーメイドされた接着アルミニウム構造によるシャシーを採用。

このシャシーは、ミドエンジンのスペシャリストであり、アストン マーティン・チーフ・テクニカルオフィサーのマックス・スウェイの主導によって開発されたものである。

接着アルミニウム構造で世界の自動車業界をリードしているアストン マーティンは、コスト、生産速度、この技術の利点である重量に対する強度を完璧に把握することが可能だという。

他のすべてのアストン マーティン製品と同様に、ヴァンキッシュ・ビジョン・コンセプトは、経験豊かなマット・ベッカーとクリス・グッドウィンによってハンドリングが練り上げられ、生産に移行するあらゆる段階で、厳格な開発プロセスが適用される。

こんな記事も読まれています

役者が揃った優勝争い─マルティンの長い長い残り5周、M.マルケスの誤算、バニャイアの9コーナー/第5戦フランスGP
役者が揃った優勝争い─マルティンの長い長い残り5周、M.マルケスの誤算、バニャイアの9コーナー/第5戦フランスGP
AUTOSPORT web
コスパ最強のスポーツカーは[先代スイスポ]!! スポーツカーが40万!? 130馬力超えの6MTで買える!
コスパ最強のスポーツカーは[先代スイスポ]!! スポーツカーが40万!? 130馬力超えの6MTで買える!
ベストカーWeb
今なら完全NGよ!! 昔にあった信じられない[ゆる~い交通ルール]
今なら完全NGよ!! 昔にあった信じられない[ゆる~い交通ルール]
ベストカーWeb
マクラーレン「750Sスパイダー」を関西まで長距離テスト! サーキットが真骨頂のクルマが提案する日常の楽しみ方とは
マクラーレン「750Sスパイダー」を関西まで長距離テスト! サーキットが真骨頂のクルマが提案する日常の楽しみ方とは
Auto Messe Web
新型ロータス・エレトレ Sへ試乗 「5.1m」が小さく感じる敏捷性! 歴代最高のインテリア
新型ロータス・エレトレ Sへ試乗 「5.1m」が小さく感じる敏捷性! 歴代最高のインテリア
AUTOCAR JAPAN
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に
GTWCアジア第2ラウンドタイはアウディ&ポルシェが優勝。レース2で5ZIGENが2位に
AUTOSPORT web
盟主PWRが『クプラ・ボーン』披露と同時にEuroRX1王者起用を発表。エクシオンは異車種6台体制に/STCC
盟主PWRが『クプラ・ボーン』披露と同時にEuroRX1王者起用を発表。エクシオンは異車種6台体制に/STCC
AUTOSPORT web
ル・マンの戦いはすでに始まっている。LMDhの逆襲を象徴するポルシェの躍進と謎多き性能調整の裏側
ル・マンの戦いはすでに始まっている。LMDhの逆襲を象徴するポルシェの躍進と謎多き性能調整の裏側
AUTOSPORT web
ラッセル「毎週5位~8位を争うのが現状」短期的な解決策は役に立たず、今後数週間は“痛みを伴う”と覚悟
ラッセル「毎週5位~8位を争うのが現状」短期的な解決策は役に立たず、今後数週間は“痛みを伴う”と覚悟
AUTOSPORT web
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
免許取得したてで「高級ミニバン」購入!? 「初心者」マーク貼付けた“斬新な姿”に「なかなかいないですよ」 芸人、エハラマサヒロが実車を公開!
くるまのニュース
ボッタスのレースエンジニア交代は、アウディのF1参戦に向けた取り組みの一環。本人とも計画を話し合ったと代表が明かす
ボッタスのレースエンジニア交代は、アウディのF1参戦に向けた取り組みの一環。本人とも計画を話し合ったと代表が明かす
AUTOSPORT web
PHEVには馴染めなかった? V8へ "リターン" の可能性 メルセデスAMG新型「CLE 63」に導入か
PHEVには馴染めなかった? V8へ "リターン" の可能性 メルセデスAMG新型「CLE 63」に導入か
AUTOCAR JAPAN
ロータスが持続可能なモビリティの未来を牽引する動画を公開。2038年までのカーボンニュートラル達成に向けた戦略とは
ロータスが持続可能なモビリティの未来を牽引する動画を公開。2038年までのカーボンニュートラル達成に向けた戦略とは
Auto Messe Web
【顧客の平均年齢43歳】 カリナンがシリーズIIへ進化 ロールス・ロイス製SUVが成し遂げた功績
【顧客の平均年齢43歳】 カリナンがシリーズIIへ進化 ロールス・ロイス製SUVが成し遂げた功績
AUTOCAR JAPAN
第9戦はキャシディが21番手から逆転優勝。第10戦はダ・コスタがポルシェに母国勝利をもたらす/フォーミュラE
第9戦はキャシディが21番手から逆転優勝。第10戦はダ・コスタがポルシェに母国勝利をもたらす/フォーミュラE
AUTOSPORT web
ポルシェ・ペンスキー、キャデラックの牙城を崩しIMSAラグナ・セカを制す。恐竜カラーの911がGTDプロ初優勝
ポルシェ・ペンスキー、キャデラックの牙城を崩しIMSAラグナ・セカを制す。恐竜カラーの911がGTDプロ初優勝
AUTOSPORT web
3500万円! 日産が新型「GT-R」実車展示! 存在感スゴい「最強仕様」がNYに登場! 進化した「新デザイン」採用に反響あり
3500万円! 日産が新型「GT-R」実車展示! 存在感スゴい「最強仕様」がNYに登場! 進化した「新デザイン」採用に反響あり
くるまのニュース
テインの純正互換ショック「EnduraPro」シリーズにカローラクロスなど5車種の適合が追加
テインの純正互換ショック「EnduraPro」シリーズにカローラクロスなど5車種の適合が追加
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3458.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1270.02640.0万円

中古車を検索
ヴァンキッシュの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

3458.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1270.02640.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村