実車 日産IMqコンセプト 次期キャシュカイのコンセプトか ジュネーブショー

乗員4名　レンジエクステンダー搭載

日産は、次期キャシュカイをプレビューするデザイン・コンセプトを、ジュネーブ・モーターショーで発表する。AUTOCARは、事前にその実車車両を取材する機会を得た。

IMqと呼ばれるコンセプトは、クロスオーバーSUVの再解釈、人気セグメントへの電動モデル導入という役割を担う。

パディントンにある日産のロンドン・デザイン・センター。そこに所属するごく少人数のチームと世界中のスタジオから選びぬかれたメンバーにより描き出されたIMq。

全長は4.5m。複数のシャープなラインによって構成される筋肉質なルックスになっている。乗員4人を呑み込むキャビンへのアクセスは、いわゆるスーサイド・ドアである。

内装、スペックは？

インテリアは、ミニマリスト・コンセプトと呼ぶべきもので、銅の色で仕立てたセンタートンネルが前後を貫き、独立型のシートが4脚備わっている。インフォテインメントは、ダッシュボード・パネルの裏側に隠されており、使用時に流れるように姿を表す。

パワートレイン：デュアルモーター
最高出力：340ps
最大トルク：71.3kg-m
レンジエクステンダー：1.5ℓガソリンターボ

IMqは、次世代型キャシュカイを指し示すものであるのは明らかだが、日産はプロダクション仕様が、電気自動車になるか、（可能性がより高い）ガソリン車、ディーゼル車になるのか明言していない。