来たるEU離脱 問われるメーカーの対応
英国は現在、3月29日にEUを離脱しようとしている。離脱に関する合意は以前取り決められておらず、このことから3月29日以降の輸出入には10%の関税が掛けられるとみられる。
英国のEU離脱(ブレクジット) 自動車産業への影響は 危険性とメリット
ポルシェは1月18日以降にポルシェをオーダーしたカスタマーに関税分の支払いが発生する可能性を警告。その日より前にオーダーを行なったカスタマーは関税の影響を受けないとのことだ。
「われわれのカスタマーがクルマをオーダーしようと検討する際は、できるだけ詳細な情報をお知らせするように努めています。これは今回の関税のみならず、国内外で常に発生しうる変化によって購入を検討されている車種の価格が変更になるすべての場合も含みます」とポルシェはしている。
「EU離脱(ブレグジット)がもたらす影響の可能性の1つとして、3月29日以降に英国に輸入されたクルマに10%の関税が適用される可能性があります。これに先駆け、われわれはブレグジット以降にクルマがデリバリーされる見込みがあるカスタマーに関税の影響があるということをお知らせしています」
「これにより、カスタマーは前もって知ることができ、状況に応じてオーダーを調整することも可能となります。今後のことを検討するカスタマーに寄り添う形で行う予防措置の一環となります」
英国のEU強行離脱がもたらす目に見える影響に関してアクションを取った自動車メーカーはポルシェが初めてだ。他の自動車メーカーも来たる離脱の影響を理解し始めているようだ。
離脱の影響でもたらされる10%の関税は、英国で販売される2020年モデルの車種の値上げに現れる形となるだろう。
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