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ニューモデル 2019.2.15

長期テスト ホンダ・シビック(最終回) 往年のホンダらしい1台

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もくじ

ー 積算8568km 独特だが徐々に慣れるスタイリング
ー 物足りないエンジンや燃費
ー 往年のホンダらしい 一押しモデル
ー 気に入っている点/気に入らない点
ー テストデータ

    長期テスト ホンダ・シビック(6) 高い積載性を評価、燃費はイマイチ

積算8568km 独特だが徐々に慣れるスタイリング

ホンダは欧州の強豪に負けない、信頼性の高いファミリーハッチを作り上げることができたのだろうか。

古いモータースポーツの格言に次のようなものがある。「計測しなければわからない改善は、改善ではない」これは今回テストしたシビックにも当てはまった。一度乗れば、ほとんどあらゆる点で進化を果たしていることがわかったのだ。

しかし、当初多くのひとにとって最も興味を引いたのは、その派手派手しいスタイリングだったようだ。はじめはわたしも醜いと思い、特に夜近づくことができないほどだった。しかし、時がたつにつれて愛が芽生え始めたのだ。

この赤いボディと黒いアロイホイールは抜群の組み合わせで、129ps、1.0ℓ3気筒エンジンを搭載する中間グレードのSRだったにもかかわらず、タイプRかと聞かれることもしばしばだった。若いひとびとほどこのスタイリングを好ましく思っているようで、ホンダにとっても喜ばしいことだろう。

物足りないエンジンや燃費

しかし、ほかの格言にはこのようなものもある。「排気量に代わるものはなく、嫌う者もいない」この点では、このシビックは物足りない部分もある。

われわれはラインナップの中で1.0ℓがこそがベストだと判断し、ペーパー上のスペックも申し分なかった。しかし実際に乗ってみると、珍しいほどリニアな出力特性とレッドラインの低さ(5500rpm)が仇となり、少々パワー不足を感じざるを得なかった。

燃費にもときおり懸念材料のひとつとなった。最終平均燃費は16.0km/ℓで、優秀ではあるものの特筆すべきレベルではない。もっと良いと思っていた。エンジンは独特の鼓動を奏でるが、気になったのはほとんどの場合ロードノイズだった。シビックの扁平タイヤは見た目こそ良いが、幅広くノイズを立てやすい。特に高速道路で目立った。

悪口はここらでやめておこう。われわれはこのクルマを愛していたが、まるでともにした時間が楽しくなかったように聞こえるからだ。8500kmを走ったが、一度空気圧の警告灯が点灯したことを除けば終始問題はなく、不安になるような場面もなかったからだ。

往年のホンダらしい 一押しモデル

このクルマのハンドルを握った者が皆、降りると感想を熱く語っていたのは印象的だった。まず乗り込むと着座位置が低く、スイッチ類のロジカルなレイアウトが好印象。ギアレバーはしっくりくる設計で、なめらかなシフトフィーリングは美点だ。

何より良かったのはステアリングだ。理想的な重さで、操作すると喜びがあふれてくる。4人乗りのファミリーカーとして室内空間は十分以上だった。トランクルームも広く、フロアの機能は極めて優秀だった。

インフォテインメントシステムには多少難があり、リアウインドウを横切るバーのせいで視認性もいまいちだ。しかし、SRグレードならリアビューカメラがついているので、そこまで気にならなかったことも付け加えておこう。

このクルマは半ばスポーツカーのような、往年のホンダを思い出させる。細かいところまで作り込まれ、強固なのだ。振り返れば、ホンダの小型バイクは驚くほどスポーティなマシンを軽くチューニングしたような出来で、このクルマからも同じような印象を受けた。まるでデチューンされたタイプRのようだ。

ということで、進化度合いは測るまい。このシビックはすばらしい一押しのクルマだ。もう一度乗りたいかって?もちろんだ。

気に入っている点/気に入らない点

気に入っている点

ステアリング可変レシオ機構はタイプRほどよくはないが、近い仕上がりだ。精密でクイック、重さも好ましい。

気に入らない点

インフォテインメントシステム時代遅れで、わかりづらいグラフィック。混乱を引き起こすような直感的でないメニュー。タッチスクリーンの反応すら悪い。

テストデータ

テスト開始時積算距離:1004km
テスト終了時積算距離:8568km

価格

新車価格:2万340ポンド(314万円)
現行価格:2万340ポンド(314万円)
テスト車両価格:2万340ポンド(314万円)
ディーラー評価額:1万6496ポンド(238万円)
個人評価額:1万6496ポンド(238万円)
市場流通価格:1万6062ポンド(232万円)

オプション装備

なし

燃費&航続距離

カタログ燃費:23.6km/ℓ
タンク容量:46ℓ
平均燃費:15.99km/ℓ
最高燃費:19.73km/ℓ
最低燃費:14.62km/ℓ
航続可能距離:613km

主要諸元

0-100km/h加速:10.9秒
最高速:203km/h
エンジン:999cc 直列3気筒
パワー:129ps
トルク:14.2kg-m
トランスミッション:6速マニュアル
トランク容量:478ℓ
ホイールサイズ:17 x 7J
タイヤ:235/45 R17 ミシュラン・プレマシー3
乾燥重量:1284kg

メンテナンス&ランニングコスト

リース価格:234.05ポンド(3万3831円)/月
CO2 排出量:117g/km
メンテナンスコスト:なし
その他コスト:なし
燃料コスト:688.75ポンド(9万9555円)
燃料含めたランニングコスト:688.75ポンド(9万9555円)
1マイル当りコスト:82ペンス(119円)
減価償却費:4278ポンド(61万8361円)
減価償却含めた1マイル当りコスト:1.06ポンド(153円)
不具合:なし

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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