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ニューモデル 2018.10.5

【メルセデス・ベンツCクラス試乗記】電動化された新パワートレーンはダイナミックでパワフルに

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【メルセデス・ベンツCクラスマイナーチェンジ試乗記】

2018年7月に発表、9月から販売されているメルセデス・ベンツCクラスのマイナーチェンジでは、セダン、ワゴン、クーペ、カブリオレの4車種を同時に刷新した。
一見すると変更箇所が分からないように思われるが、6500ヵ所もの変更点があり、中でもパワートレーン、エンジンの変更、新規投入が大きな変更点だ。CクラスにはAMGまで含めると5種類のエンジンがあり、選択の幅が広い。しかし、今回のポイントである販売の中心となるモデルに、新規エンジンを投入してきたのが、大きな変化点でもある。

    【メルセデス・ベンツCクラス試乗記】俊敏さを目指したボディコントロールで、乗り心地の違いをテストドライブ


早速、その5種類を覗くと、キャリーオーバーとなったのはC180に搭載するM274型1.6Lターボと、AMGのC63、C63Sに搭載するM177型のV8 4.0Lツインターボだった。変更、追加は販売の中心となるC200、C220d、AMG C43に搭載するエンジンだ。
※関連記事:【メルセデス・ベンツCクラス試乗記】俊敏さを目指したボディコントロールで、乗り心地の違いをテストドライブ
 

新規開発の電気システム搭載エンジン

メルセデス・ベンツが進める電動化戦略のひとつで、C200に搭載するM264型は1.5Lターボエンジンに48VのBSG(ベルトドリブンスタータージェネレーター)を組み合わせている。新開発された直列4気筒エンジンは184ps/280Nmの出力で、トルク特性は3000-4000rpmで最大トルクを発揮する中高回転型エンジンになっている。


低速からターボ過給でトルクを出すダウンサイジングとは少しコンセプトが異なり、低速では48V BSGの電気システムのアシストでトルクを出す。BSGは14ps/160Nmという出力で、ベルトドライブのオルタネーターに駆動アシストさせるタイプだ。ターボ過給タイムラグをこのモーター駆動で補うような制御なのだろう、実際の試乗では、非常に力強く加速することが印象的だった。


また、アイドルストップからの再始動時が、非常に滑らかであることも印象的だ。ISGと比較すれば、多少のクランキングショックはあるものの、セルモーターとは格段に差がある。また、シフトチェンジのタイミングでの滑らかさにも貢献するという。理論的には変速時の瞬間的な失速をモーターがカバーするということだ。ちなみにDSBと組み合わせて1kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載している。

試乗車はC200アバンギャルド AMGラインのセダンで、9速ATと組み合わされている。試乗環境はワインディング、高速道路、一般道と試すことができたがエンジン音が小気味いい。排気量からイメージされる頼りなさは微塵もなく、標高の高い登り坂でも力強くトルクフルに加速していく。

C180に搭載するキャリーオーバーのM274型1.6Lターボより、断然力強くサウンドもいい。出力でみても156ps対198ps、250Nm対400Nmというスペックの違いだ。クルマに詳しい方であれば400Nmという数値から、そのトルク感がイメージできると思う。各社のクリーンディーゼル2.0Lターボは、軒並み400Nmでスペックが揃っているが、そのトルク値をガソリン車で達成しているということだ。
 

新搭載のクリーンディーゼル

Cクラスにもクリーンディーゼルは搭載している。それが新搭載するOM654型という2.0LディーゼルターボでC220dに載せた。194ps/400NmのスペックでEクラス、CLSにすでに搭載しているクリーンディーゼルで尿素SCRを使用してNOx対策している。さらにPM集塵用のDPFにSCRコーティングをすることで、ここでもNOxを低減しているという。



試乗車はC220dアバンギャルド AMGラインのツーリングで、同様に9速ATを搭載。トルクフルであることは容易に想像できると思うが、一番はディーゼルであることに気づかされないことだと思う。ドライバーでさえ最新のディーゼルに乗り慣れた方でなければ気づかないほどだ。

アイドリングでは振動がなく、滑らかに回転し、走り出しのカリカリ音は全くしない。加速時のふけ上がりの重さもなく、ガソリン車のように軽く回転が上昇していく。もちろん低回転時のトルク感はディーゼルらしく、力強い。踏み込んだ時のレスポンスやトルク感から市街地、高速道路での使い勝手はガソリン車よりも優れていると思う。
 

AMG C43 4MATIC

さて、もう一台の人気モデルAMG C43 4MATICの試乗車はクーペモデル。搭載のエンジンはM276型でV6型の3.0Lツインターボエンジン。従来の仕様からタービンサイスをアップしたということで+23psの出力アップを果たしている。最高出力390ps/520Nmというスペックだ。


他モデル同様に9速ATを搭載しているが、低速、特に30km/h以下での変速時にギクシャクする場面がある。また4MATICモデルだったが、駐車場でステアリングをフルロックまで切るとデフのギクシャクが出ているのが気になった。過去にメルセデスAMG C43 GLCクーペでも同様の症状がでていたのを思い出した。


さて、このAMGのパワーは市街地、一般道で使い切れるパワーではなく持て余すことになるが、アクセルを踏み込まない、飛ばさない楽しみ方ができるというのも、ハイパワー車だけが持つ歓びだと感じるテストドライブだった。<レポート:高橋明/Akira Takahashi>
 

価格




 
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(Auto Prove 高橋 明)

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