もくじ
ー ディーゼルの将来「不確実」
ー 各社がディーゼル開発を中止
ー 今後は電動化に注力
ディーゼルの将来「不確実」
プジョーは市場の動向が落ち着くまでの間、ディーゼルエンジンの開発を中断すると明らかにした。もしその需要が低下し続けた場合、完全に廃止する可能性もあるとのことだ。
PSAグループの製品ディレクター、ローレント・ブランチェットはパリ・モーターショーでAUTOCARに対し、ディーゼルの将来が「不確実」であり、「ディーゼル車市場の動向を探る必要があります」と語った。
同社はは最近今後数年間の排出ガス規制に対応可能な1.5ℓディーゼルを発表したが、その先については未対応だ。
「ディーゼルエンジンの今後を見極めるため、そのさらなる開発を中止することを決定しました」とブランチェットは認めた。
各社がディーゼル開発を中止
また別の場において、プジョーのジーン・フィリップCEOは彼らの「必要以上のディーゼルへの傾倒」が失敗であったと語った。ディーゼルの需要低迷により、今までの積極的な開発がペイしないとの見方によるものだ。
欧州におけるディーゼルエンジンのシェアは2017年初頭には50%であったものが、現在は36%まで下がっている。フォルクスワーゲンのディーゼル排出ガス不正以来顧客のディーゼル離れが進んでいるほか、ディーゼルへの規制が強化されることへの懸念が高まっている。
キアをはじめとして、他のメーカーもディーゼル開発を中止する流れが起きている。
ブランチェットはこう続けた。「われわれは、2022年または2023年の時点でディーゼルのシェアが5%になっていたらその販売を完全に中止すると決断しました」
今後は電動化に注力
「しかしそれがもし30%であれば、その答えは変わってきます。将来のことは誰にもわかりません。しかし、ディーゼルの販売が低迷する傾向にあることは明らかです」
「ご存知の通り、われわれは最近新たな1.5ℓディーゼルエンジンを投入しました。これは今後しばらく使い続けることができるでしょう。しかし、この問題はわれわれの製品に関するものではないのです。われわれは優れたディーゼルエンジンを持っており、CO2排出量に関しては高い競争力を持っています」
プジョーは現在電動化に強い関心を持っていると彼はいう。PSAグループでは来年以降シトロエン、DS、プジョー、オペル、ヴォグゾールの各モデルにプラグインハイブリッドまたはEVを設定するとしている。
プジョーはすでに3008、508、508SWなどにプラグインハイブリッドを設定している。また、AセグメントやBセグメントに属する小型車については、ガソリンエンジンに加えバッテリー式のEVを設定するとのことだ。
PSAは2025年までに中国市場を中心に1000万台前後のプラグインハイブリッド車を販売できると予想している。
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