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ニューモデル 2018.9.7

独 御三家がマイナスも、全体でプラス その要因は? 「2018年8月に売れたインポートカー」

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Q:輸入車の8月の新規登録台数はM・ベンツ、BMW、アウディが前年比マイナス。それでもトータルでプラスになった主要因は?

text:Naojiro Onuki(大貫直次郎)A:ドイツブランド以外の健闘。

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主なブランドではBMWミニが前年同月比4.8%増(1774台)、ボルボが同6.3%増(1297台)、ジープが同14.4%増(820台)、プジョーが同19.4%増(567台)、ルノーが同8.1%増(478台)、ジャガーが同105.4%増(230台)、アルファ・ロメオが同153.7%増(208台)、シトロエンが同27.0%増(193台)という好セールスを記録。

いずれもニューモデルの発売や特別仕様車の設定、販売キャンペーンの強化などが効果を発揮した。

外国メーカー車の新規登録 2カ月連続で前年超え

輸入車の新車販売は回復基調に乗っている。日本自動車輸入組合(JAIA)がまとめた2018年8月の外国メーカー車の新規登録台数は、前年同月比2.4%増の2万1371台と2カ月連続でのプラスを達成。日本メーカー車含でも同4.7%増の2万5291台と、5カ月連続での前年実績超えを成し遂げた。

輸入車市場の動きについてJAIA関係者は、「8月の輸入車販売は、外国メーカー車と日本メーカー車ともに前年実績超えを達成した。外国メーカー車はメルセデス・ベンツやBMW、アウディといったドイツ勢が前年同月比でマイナスとなったものの、フランスやイタリア、米国、英国などの中堅ブランドが健闘し、トータルでプラスを成し遂げる。好調なブランドはいずれも新型車の導入や特別仕様車の発売、販売キャンペーンの積極的な展開などが奏功した。一方で日本メーカー車は好成績を堅持し、前年同月比19.6%増の3920台を達成する。牽引したのはトヨタとホンダで、トヨタは同58.2%増の1678台で全体の第6位、ホンダは同5988.2%増の1035台で第8位に入った。価格帯別では400万円以上1000万円未満がとくに順調。人気の高いSUVモデルや環境対応車などがこの価格帯に揃っていることが、実績となって表れている」と分析。

今後の展開については、「輸入車マーケット全体としての受注は、SUVモデルを中心に堅調。また、メルセデス・ベンツの改良新型CクラスやBMWの新型X4、フォルクスワーゲンの一部仕様変更型ティグアン、プジョーのGT BlueHDi 8速AT車シリーズなど、販売を伸ばしそうなニューモデルや特別仕様車が随時発売されているので、これらがどれくらい台数を伸ばすかが今後の成績のカギになる。好調なブランドが積極的に新たな販売戦略を実施していることもプラス材料。一方、アメリカ発の貿易問題の成り行きやそれに伴う市況の混乱、そして度重なる自然災害などによって市場の消費意欲がどうなるかは不安要素」との見解を示した。

2018年8月「インポートカー」新規登録ランキング

車名別インポートカー新規登録台数 (1月からの累計台数順)

日本自動車輸入組合 乗用車、貨物、バス合計(カッコ内は前年比)1位 メルセデス・ベンツ 4744台 (98.4%)
2位 フォルクスワーゲン 3660台 (119.2%)
3位 BMW 3296台 (87.1%)
4位 アウディ 2096台 (92.4%)
5位 BMWミニ 1774台 (104.8%)
6位 トヨタ 1678台 (158.2%)
7位 ボルボ 1297台 (106.3%)
8位 ホンダ 1035台 (6088.2%)
9位 日産 699台 (56.6%)
10位 ジープ 820台 (114.4%)

11位 プジョー 567台 (119.4%)
12位 ルノー 478台 (108.1%)
13位 ポルシェ 482台 (142.6%)
14位 フィアット 373台 (85.4%)
15位 スズキ 280台 (48.1%)
16位 ランドローバー 213台 (91.8%)
17位 シトロエン 193台 (127.0%)
18位 三菱 228台 (59.4%)
19位 ジャガー 230台 (205.4%)
20位 アバルト 208台 (253.7%)

M・ベンツ 42カ月連続で首位

外国メーカー車の8月のブランド別成績では、前年同月比1.6%減ながら4744台の新規登録を記録したメルセデス・ベンツが42カ月連続でのトップに輝く。続く第2位には、同19.2%増の3660台を達成したフォルクスワーゲンが3カ月ぶりにランクイン。前月2位のBMWは、同12.9%減の3296台で第3位に陥落した。続く第4位には、同7.6%減の2096台ながらワンランクアップを果たしたアウディが位置。前月第4位のBMWミニは、同4.8%増の1774台を記録したものの順位をひとつ下げた。

トップ5以外では、中堅ブランドの好成績が際立った。ボルボが前年同月比6.3%増(1297台)、ジープが同14.4%増(820台)、プジョーが同19.4%増(567台)、ルノーが同8.1%増(478台)、ジャガーが同105.4%の大幅増(230台)、アルファ・ロメオが同153.7%の大幅増(208台)、シトロエンが同27.0%増(193台)、シボレーが同52.0%増(76台)、DSが同116.7%の大幅増(52台)の好セールスを達成する。

また、スポーツカーブランドの健闘も目立ち、ポルシェが同42.6%増(482台)、フェラーリが同25.5%増(59台)、ランボルギーニが同16.1%増(36台)、アストン マーティンが同8.0%増(27台)、ロータスが同15.4%増(15台)を成し遂げた。ちなみに、新進のアルピーヌ・ジャポンはアルピーヌA110のカタログモデルのA110ピュアとA110リネージを9月21日に発表する予定であることを正式にアナウンスした。

輸入車のスポーツカー市場は、今後いっそうの活況を呈しそうである。

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(AUTOCAR JAPAN 編集部)

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