マヒンドラ、FCAに反論
インドのマヒンドラが製造するジープ風SUVのロクサーについて、ウィリス・ジープをコピーしているとしてアメリカへの輸入差し止めを目論むフィアット・クライスラー・オートモビルズ(FCA)。これに対し、マヒンドラは告訴が根も葉もないものだと反論している。
FCA、マヒンドラ車の販売差し止め要求 ジープとの類似が理由
マヒンドラ・ロクサーは、レトロなジープを思わせるスタイリングの2座クロカンだが、アメリカでは公道走行が許可されておらず、オフロードバギーなどと同じUTVにクラス分けされる。
マヒンドラによれば、FCAとは2009年にとある合意を交わしているという。その内容は、FCAが認めたグリルを使っている限り、ロクサーに関してマヒンドラに対し手出しはしない、というものらしい。「ロクサーは、そのグリルを使っています」とマヒンドラでは述べる。
「わたしたちがまた論じたいのは、フィアットがこの事案をネガティブに宣伝して、ロクサーでのビジネスを阻害し、わが社の市場における評判や立場を傷つけているということです」
「ロクサーはあくまでオフロード専用と意図しており、フィアット車と競合しないクルマです。3年以上にわたる調査と開発の成果で、米ミシガン州に設立した過去25年間で最初のOEM工場で製造します。ロクサーが輸入された低品質のノックオフによるキットカーでないことは、どういったカテゴリーに分類されているかが否定しています」
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