独フォルクスワーゲンは7月11日、今秋のローンチが予定される新型コンパクトクロスオーバーSUV「T-クロス」の概要を発表した。
拡大を続けるフォルクスワーゲンのSUVラインナップに、新たなエントリーモデルが追加される。全長約4メートルと「ポロ」と同クラスに属するTクロスは、一昨年のジュネーブショーで披露されたコンセプト「T-クロス・ブリーズ」にインスパイアされたコンパクトクロスオーバーだ。その予告画像は既に明かされていたが、今回、メーカーからさらなる情報が明らかにされた。
T-クロスは、力強いグリルと一体にデザインされたLEDヘッドライトなど、フォルクスワーゲンの最新デザインに沿ったエクステリアを採用する。一方、モジュラー式プラットフォーム「MQB」をベースとしたことで、後席を立てた状態でも最大455リッターのラゲッジスペースを実現するなど、高い実用性も兼ね備えている。タッチパネル式のインフォテイメントシステムやデジタルコクピットの採用など、最新のテクニカルトレンドへの対応も抜かりない。さらに、歩行者にも対応した自動ブレーキシステムなどクラストップのセーフティデバイスも用意されている。
パワーユニットは、95馬力、115馬力、150馬力のガソリン3種と、95馬力のディーゼル1種が選択可能。ディーゼルの選択肢が限られているのは、欧州における脱ディーゼルの流れを受けてのことだろう。また、すべてのグレードでFFモデルが選択可能となっていることも特徴だ。
世界的にSUV人気が高まるなか、フォルクスワーゲンはSUVラインナップを矢継ぎ早に拡充していく計画だ。新たにボトムレンジを担うT-クロスは台数も見込めるクラスだけに失敗は許されない。日本の道路事情にジャストフィットするサイズの「T-クロス」。早期の国内導入も期待したいところだ。
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