ジャガー・ランドローバー・ジャパンは、東京・銀座に期間限定でオープンする「JAGUAR LAND ROVER STUDIO」において、「レンジローバー」と「レンジローバー スポーツ」のマイナーチェンジと同時に、両車にプラグイン・ハイブリッド(PHEV)モデルを追加し、6月27日より予約受注を始めると発表した。
■エコなだけではなく、スポーティさを失わないPHEV
2ドアクーペスタイルの特別なレンジローバー、価格は約3500万円
同会場では、レンジローバー スポーツPHEVのみ展示されていたが、PHEVシステムはレンジローバーと共通となり、INGENIUMガソリンエンジン(300ps)と高出力モーター(116ps)を組み合わせたパラレル・ハイブリッドのシステム出力は404ps、最大トルクは640Nmとなる。尚、気になる燃費は、NEDC(新欧州ドライビング・サイクル)において、2.8L/100km、CO2排出量は64g/kmとなっている。
駆動方式は当然ながらAWDで、モーター内蔵型8速ATとの組み合わせ。0-100km/h加速は、レンジローバー PHEVで6.8秒、レンジローバー スポーツ PHEVで6.7秒、最高速度は共に220km/hとなり、単なるエコ性能のみを追求したPHEVではなく、スポーティさも重視して開発されたという。
走行モードは、パラレル・ハイブリッド・モードとEVモードの2種類で、パラレル・ハイブリッド・モードでは、ナビゲーションに入力した目的地までの高低差データから、モーターとガソリンエンジンを効率的に切り替える「エネルギー最適化予測(PEO:Predictive Energy Optimization)機能」や、バッテリーの充電レベルが設定値以下にならないように走行する「セーブ機能」が備わる。一方のEVモードはモーターのみで走行し、フル充電での航続距離は最長51kmとなる。
充電ポイントはフロントグリル左側にあり、押すと開くようになっているが、グリルのデザインを損なわないよう、開閉機構は巧みに配置されている。
また、専用のスマートフォン向けアプリ「リモート」を使って、充電量や予測後続距離、ドアの施錠・解錠など、車両の状況を確認したり、充電の開始・終了、エアコン起動などが遠隔操作できる。
レンジローバー PHEVの価格は、1508万円~2866万円(税込)、レンジローバー スポーツ PHEVは1185万円~1315万円(税込)となる。
■マイナーチェンジでエクステリア、インテリア共にブラッシュアップ
今回、PHEVモデルの追加だけでなく、両車ともに、フェイスリフトを実施。インテリアにも改良を加えている。エクステリアでは、シャープさの増したLEDヘッドライト、厚みの増したグリル、ワイド感を強調したバンバーなどにより、フロントフェイスの重厚感が増している。また、リアもスポイラーはじめ、バンパー、エグゾースト形状などが変更されている。
インテリアでは、レンジローバー ヴェラールから導入された、上下に2つのタッチスクリーンを装備する最新のインフォテインメントシステム、Touch Pro Duoを採用した。
■「JAGUAR LAND ROVER STUDIO」が東京・銀座に期間限定オープン
今回の発表会場となった「JAGUAR LAND ROVER STUDIO」は、ジャガー・ランドローバーの歴史や世界を体感できるスペースとして、6月30日から9月24日まで期間限定でオープンするポップアップショールーム。
ジャガー・ランドローバーの最新モデルやハイパフォーマンスモデルの展示スペースや試乗プログラムが用意されており、併設されるカフェスペースでは各ブランドをイメージしたオリジナルドリンクが提供される。また、「JAGUAR LAND ROVER STUDIO」でのみ購入可能なグッズが限定販売される。
常設展示の他、期間によってテーマに沿った特別な展示・試乗プログラムが展開され、6月30日からは第一弾として、今年70周年となるランドローバーに特化したコンテンツを展開。70年の歴史を振り返るパネル展示や、ランドローバーを象徴する1978年製レンジローバー、レンジローバー スポーツ PHEVが展示されるという。
続いて8月30日からは、ジャガー・ランドローバーのハイパフォーマンスモデルをテーマに、「SVR」モデルの展示、試乗プログラムを予定。そして、9月11日からは「JAGUAR STUDIO」として、ジャガーの世界観にフォーカスしたスペースにリニューアルされるという。
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