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メルセデス・ベンツCクラス・クーペ/カブリオレ改良新型 ニューヨーク・モーターショー

掲載 更新
メルセデス・ベンツCクラス・クーペ/カブリオレ改良新型 ニューヨーク・モーターショー

もくじ

ー 2ドアもフェイスリフト マイルドハイブリッド登場
ー ハイブリッドの恩恵 鋭い加速/スムースな回転
ー ディーゼルも存続 内外装アップデート

『メルセデス・ベンツCクラス・クーペ/カブリオレ改良新型』すべての画像をみる

2ドアもフェイスリフト マイルドハイブリッド登場

メルセデス・ベンツは、ニューヨーク・モーターショーの正式デビューに先駆け、フェイスリフトを受けたCクラス・クーペ/カブリオレを公開した。

新たなルックスを与えられたCクラスの2ドア・クーペは、ジュネーブ・モーターショーで発表されたフェイスリフト版Cクラス・セダン/エステートに続いての公開。予想されたエクステリアの小変更とインテリアのアップグレードに加え、モデルライフ中盤を迎え、メカニカル部分についても変更が加えられており、四輪駆動のC43 4MATICにはよりパワフルなエンジンが与えられる。

エンジン自体は、これまで同様、セダンやエステートでも使用されているターボ付き3.0ℓV6ガソリンであり、トルクは53.0kg-mで変わりないものの、パワーは23psアップの392psとなる。


パワーアップにもかかわらず、メルセデス-AMGはC43 4MATICのパフォーマンススペックを、
・0-100km/h加速:4.7秒
・最高速:249km/h
と、これまで同様の数値で発表している。

マイルドハイブリッド搭載 「EQブースト」導入

さらに、フェイスリフト版Cクラスでは、マイルドハイブリッドを採用するエントリーレベル車のEQブーストが、今年後半から英国を含めたいくつかの市場に導入されるという。

パワートレインは、184ps/28.5kg-mを発揮するメルセデスの新型ターボ付き1.5ℓ4気筒ガソリンエンジンをベースに、142ps/16.3kg-mのベルト駆動式オルタネーターを組み合わせ、短時間の加速力向上と、低回転時における滑らかさを手にしている。

ハイブリッドの恩恵 鋭い加速/スムースな回転

C200 EQブースト、およびC200 4MATIC EQブースト(セダン、エステート、クーペ、カブリオレ)に搭載されるハイブリッド・パワートレインには、効率を高めるため、48Vの電気システムが組み合わされる。ベルト駆動のオルタネーターとリチウムイオン・バッテリーを組み合わせることで、ブレーキング時には最大12kWの運動エネルギー回収を行うとともに、エンジンをアイドリングさせてのコースティング機能も装備。

C200 EQブースト・クーペには、9速ATが標準で組み合わされ、マイルドハイブリッド・パワートレインにより、
・0-100km/h加速:7.9秒
・最高速度:240km/h
を可能にしている。ユーロ6d TEMP排出ガス規制に合致していることが確認されているものの、メルセデスでは燃費とCO2排出量の公式数値を未だ公表していない。

C300 EQブースト/C300 4MATIC EQブーストとは?

新型パワートレインはメルセデスのハイブリッドユニットのひとつであり、そのなかには、よりパワフルなターボ付き2.0ℓ4気筒ガソリンエンジンが含まれている。このユニットもEQブーストシステムをベースとしており、未だ正式発表前ではあるが、C300 EQブーストとC300 4MATIC EQブーストに搭載される予定だ。これらのモデルにはセダン、エステート、クーペ、カブリオレがラインナップされ、7月からC200 EQブースト・シリーズとともに発売予定である。

C300 EQブーストの詳細について、メルセデスは明らかにしていないが、内部情報筋がAUTOCARに語ったところでは、ガソリンエンジンが259ps/40.8kg-mを発揮する一方、ベルト駆動のオルタネーターにより16ps/16.3kg-mが追加されるという。

ディーゼルも存続 内外装アップデート

2018年モデルのCクラス・クーペ/カブリオレには、新型ターボ付き2.0ℓ4気筒ディーゼルを含めた、その他のエンジンもラインナップされる。2.0ℓ4気筒ディーゼルは、これまでC220dに搭載されていた2.1ℓディーゼルターボの後継であり、24ps増しのパワーと、26.4kg-m~40.8kg-mのトルクを発揮する。

Cクラス・クーペ、カブリオレともに、セダン/エステート同様、
・新意匠のフロントバンパー
・ダイアモンドパターンのグリル
・LEDヘッドライト/テールライト
といった、細かなスタイリング上のアップデートを施されている。


さらには、新たなトリム素材やインテリアのカラーコンビネーション設定、スマートキー、新デザインのエンジンスタート・ボタンや、カブリオレには車外からでもファブリックのオープントップが操作可能な機能などの変更が加えられている。

フェイスリフト版Cクラス・クーペ/カブリオレでは、クラシック、スポーツとプログレッシブの3つのテーマをもつ、新しいデジタル・インストゥルメント・ディスプレーも選択可能となる。

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