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ニューモデル 2018.3.15

長期テスト 日産マイクラ(1) 日本未導入モデル 変更点は?

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もくじ

ー 大きく変わったマイクラ
ー 目を引くテクノロジー
ー 購入時に選んだオプション
ー マイクラ 納車後の第一印象は?
ー テスト車について
ー 追加した装備一覧
ー テストの記録

    ロードテスト(8) 日産マイクラ ★★★★★★★★☆☆

大きく変わったマイクラ

目を疑うかもしれないが、このハンサムなクルマが日産が超小型車市場をかき乱すべく投入した新型マイクラである。見慣れた丸っこいマイクラはあの醜いC+Cと共に消え去ったのだ。

日産が「たくましくダイナミックになった」と説明するシャープなエクステリアは、1983年に発売された初代マイクラのように直線的なラインも取り入れられている。

日産はこの新たなアプローチ手法は顧客が求めていたものだと説明している。彼らは今までの経験から、超小型車ユーザーの要求に答えるべく妥協のないパッケージングを実現したようだ。しかしながら、マイクラユーザーの忠誠度を見る限り、日産にとっては過去のモデルからの大幅な改変はリスクを伴うはずである。事実、マイクラは34年間にわたり世界中で700万台ほど売れており、そのうちの350万台以上がヨーロッパにおけるものだ。では、この改良は功を奏するのだろうか?

日産の新型マイクラに対する思いは論理に基づくものではなく、ルノーとの提携に基づくものだ。これによってマイクラをルノーのクリオやゾエと同じフランスのフリンスにあるラインで生産することができるようになったのだ。このマイクラはヨーロッパのルノー工場で生産された初めてのモデルである。

特徴はシャープなルックスだけではない。

目を引くテクノロジー

日産は小さく元気なエンジンや改善されたハンドリングや数多くのテクノロジーによってこの超小型車市場をかき乱そうとしている。

この新型マイクラは自動緊急ブレーキ、道路標識認識、ハイビームアシスト、電子制御のスタビリティコントロールなどが標準で装備されている。

5段階のグレードが設けられており、最上位のテクナ・モデルにはエアコン、カーナビ、バックカメラやBoseのオーディオシステムなど、上級セダンに想定される以上の装備を持っている。このオーディオシステムには、運転席ヘッドレストにふたつのスピーカーが組み合わせられており、360°の音楽体験が得られる。このシステムは中間グレードのアセンタやN-コネクタでも500ポンド(8万円)で選択可能だ。

われわれのテスト車として、自然吸気の1ℓや1.5ℓのディーゼルではなく、最大出力90psのターボ付き0.9ℓを選択した。また、N-コネクタにチャーミングなパワー・ブルーの外装色を選択し、総額およそ1万6000ポンド(246万円)となった。これはミニ・クーパーや、フォード・フィエスタ・エコブーストや、フォルクスワーゲン・ポロの1ℓTSI SELなどと同じ価格帯である。

しかし、これらのクルマを比較して見ると、ミニが最もパワフルな一方で、このマイクラは装備面で他を圧倒している。

購入時に選んだオプション

マイクラは荷室の容量の面でも他に対して優位である。このクルマはリアシートを立てた状態でも300ℓだが、これを倒せば1000ℓもの積載力がある。

しかし、われわれはこのマイクラを吊るしの状態で買うことはせず、ヴィジョン・プラスと呼ばれるパッケージを追加することにした。これにはわれわれが以前日産ナバラの長期試乗で感動した360°カメラ、ブラインドスポット・アシスト、移動体検知システムなどが含まれている。

そして最後に、われわれはこのマイクラに個性を与えるオプションをふたつ追加した。

パワー・ブルーの外装に合うように、シルバーのトリムと17インチのアロイホイールからなるエクステリア・パック・プラスを選択した。さらに、このパワー・ブルーを内装色にも取り入れることにした。

内装の質感も向上し、これまでのところこのマイクラはライバルたちにとって相当手強い相手となりそうだ。

マイクラにとって最も難関なのは走行性能だ。

フォード・フィエスタはしなやかな乗り心地と魅惑のハンドリングを組み合わせることに長けているし、ミニはゴーカート・フィーリングで有名だし、ポロはフォルクスワーゲンらしく全ての分野で優れているのだ。

マイクラはどうだろう?

マイクラ 納車後の第一印象は?

われわれのマイクラとの付き合いはまだ日が浅く、800kmほどしか走っていないためエンジンはまだアタリがついていない。だがこの0.9ℓエンジンは少々扱いに慣れが必要なようだ。

少々高回転まで回す必要があり、わたしの運転スタイルをそれに合わせる必要がありそうだ。その点を除けは、街乗りではキビキビと走る一方で高速道路でも不自由することはなさそうだ。

納車される前、わたしはこのクルマに装備された、インテリジェント・トレース・コントロールとインテリジェント・ライド・コントロールという2種類の電子制御装置に興味を持っていた。

これは以前のマイクラでもハードなコーナリング時に個々の車輪にブレーキをかけることにより適切なラインを維持するために装備されていたものだった。

わたしはタイトコーナーが連続するチルターン丘陵に向かい、この機能をテストすることを試みた。すると、少々オーバースピードでも俊敏にコーナーを駆け抜けることができたのだった。

また、インテリジェント・ライド・コントロールは、段差やスピードバンプを超える際にエンジン、ブレーキ、ショックアブソーバーを制御してのピッチングを抑える機能である。今のところこの機能を十分に試せていないが、いずれその有効性があきらかになるだろう。

現時点ではこのマイクラは良い感触だが、今後の6カ月間でこの超小型車市場という激戦区で戦い抜けるクルマなのかどうかを明らかにしていきたい。

テスト車について

モデル名:日産マイクラ 0.9 IG-T 90 N-コネクタ
新車価格:1万6115ポンド(248万円)
テスト車の価格:1万9110ポンド(294万円)

追加した装備一覧

■エクステリア・パック・プラス(17インチ・ホイールおよびクローム製トリムを含む) 800ポンド(13万円)
■パワー・ブルー外装色 575ポンド(9万円)
■ヴィジョン・プラス・パック(360°カメラ、ブラインドスポット・モニター、移動体検知装置) 550ポンド(8万円)
■Boseオーディオ・パック 500ポンド(8万円)
■パワー・ブルー内装色 350ポンド(5万円)
■スマートキー 200ポンド(3万円)


テストの記録

平均燃費:21.7km/ℓ
故障:無し
支出:無し

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