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世にも奇妙なクルマ物語 知られざるトリビア いくつ知っている?(3)

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世にも奇妙なクルマ物語 知られざるトリビア いくつ知っている?(3)

トップ・ギア製電気自動車がある

2009年のこと、トップ・ギアのリチャード・ハモンド、ジェレミー・クラークソンとジェームス・メイは電気自動車製作の課題を課されていた。

世にも奇妙なクルマ物語 知られざるトリビア いくつ知っている?(1)

3人は最高のアイデアをひねりだすためにワークショップを訪れ、その結果、ハンマーヘッド・イーグルi-スラストが生み出された。

彼ら自身の誇張によれば、このクルマは「電気自動車の刺激的な未来の始まりを表すものであり、既存の電気自動車へのアンチテーゼとなるべく生みだされ、その主たるライバルであるG-Wizよりも安価な価格で提供されることを念頭に開発された素晴らしいクルマである」とのことだ。ちなみにG-Wizとは超小型EVである。

半分納屋で半分クルマというこのi-スラストはテレビで公開され、トップ・ギアで最も過酷なテストを受ける事になった。つまり、世界最古の自動車雑誌である本誌によるロードテストである。われわれの判定?

「i-スラストを成功などという事はできない」

ジャガーE-PACEのパドル・ランプはベイビー・ジャガーを映しだす

新しいコンパクト・ジャガーであるE-PACEのサイドミラーに設置されたパドル・ランプは、ベイビー・ジャガーが母親について行く様子を映し出す。

最近ジャガーのデザイン責任者はこの新しいジャガーについて「遊び心が重要だと考えた」と述べている。

BMWは、(思った以上に)英国メーカーを所有している

BMWはローバーでの大失敗から抜け出そうとしていた時でさえ、ミニを手元に置いておくだけでは済まさなかった。現在まで、彼らはライレーと、カーブランドとしてのトライアンフの両ブランドを所有し続けている。

モデル名に関して言えば、クラブマン、カントリーマン、ドロミテ、ケストレル、ナイツブリッジ、マキシ、メトロ、スピットファイア、スタッグ、ステップトロニックにTR4はBMWの持ち物だ。最初のふたつは現行ミニで使用されている。

これは1976年式トライアンフ・スタッグである。BMW様、是非新しいモデルを作って下さい。愛をこめて AUTOCARより。

フォードがローバーのオーナー?

2000年にフォードがBMWからランドローバーを買い取った時、フォードの非常に勤勉な弁護士は、MGローバーが休業している限り、MGローバーからではなく、これまで一度も正式にローバー・ブランドを保有したことのないBMWからこのブランドを買い取る事ができるとした条項を契約書に書き加えた。

2006年にフォードは一説によれば約£1000万でブランドを買い取ったが、2008年にインドのタタ・モータースにジャガーとともにランドローバーを売却した際、ローバー・ブランドも併せて譲渡されている。

もしこの取引がなければ、中国企業が製造したローバー・ブランドのクルマとSUVモデルによって、大混乱が生じることになっただろう。上海汽車と南京汽車(のちに上海汽車と合併)がMGローバーの残骸の多くを買い取ったからだ。この中にはローバー75、MGとさらにはオースティンの様な古いブランドまで含まれる。

クルマのデザイナー、まずはドライバーの踵の位置から描く

真っ新な紙に新しいクルマをデザインする際、設計者が最初に記すのはエンジン搭載位置やフロア、またはタイヤなどではなく、ドライバーの踵の位置なのだ。その後ドライバーが三角形で示され、続いてドライバー周辺の全てが書き込まれていく。

F1チャンピオンの数 じつは紙一重の世界

もし、2度のF1王者であるフェルナンド・アロンソが、これまでのキャリアのある時点であと11ポイントを獲得していれば、彼のタイトルは5回に増えていたはずだ。

同様に、3度ワールドチャンピオンのタイトルを獲得したルイス・ハミルトンも、あと7ポイント足りなかったために2度タイトルを逃している。

一方、セバスチャン・ベッテルは4度のタイトルを獲得しているが、彼も12ポイント加算できていれば、そのタイトル数は5回になっていた。

元体操選手のラリー・ドライバーがいる

フランス人ラリー・ドライバーのセバスチャン・ローブは9度のWRCタイトルを獲得し、最も成功したWRCドライバーとして知られている。彼が最初のWRCタイトルを獲得したのは30才の時であり、驚くべきことに彼がラリー以外も含めたモータースポーツを始めたのは21才の時だった。それまで彼は地元アルザス地方で4回の優勝を誇る体操選手だったのだ。

ラリー・ドライバーが開発した速度違反取締用カメラがある

今ではどこにでもあるガッツォの速度違反取締用カメラだが、このカメラの開発者は当初全く別の目的をもっていた。

オランダ人ラリー・ドライバーのモーリス・マウス・ガッツォニデスはより速いドライバーになるべく、自身のコーナリングスピードを測定する装置を開発した。

自身の発明について語った際、ガッツォニデスはこう話した。「時々自分が開発したカメラでスピード違反がバレて、結構な反則金を払う羽目になるんです。でも、いくら自分のカメラに捕まるからって、スピードを出すのはやめられないんですよ」

ジャガーSタイプとXFには3つの共用パーツがある

あるジャガーのエンジニアは、暇な時間を使って新型XFとずいぶん前に型遅れとなったSタイプの部品リストに共通のものはないかを探してみた。

彼が発見できたのはたった3つの部品であったが、そのうちのひとつは小さな穴を埋めるための非常に小さなゴム製ハトメだった。

世界一タイヤを生産するメーカーはミシュランでもピレリでもない

年間生産数量において、世界で最も多くのタイヤを作っているメーカーはどこかご存知だろうか? ミシュランでもなければ、ピレリやグッドイヤーでもない。実はレゴなのだ。

パガーニ・ゾンダの温調ユニットはローバー45と共通

パガーニ・ゾンダの温調ユニットはかつてローバー45で使用されていたものをベースとしている。

同じデジタル表示とボタンをもつこのユニットは部品も互換性がある。

業界初のコンセプトカーはボルボ製で、その後ピックアップに改造された

1933年、ボルボは業界初となるコンセプトカー、ヴィーナス・バイロを公開した。

このコンセプトカーの目的は、幅広いボディと曲線的なグリルに、ボディに平面的に取り付けられたヘッドライトを持つ、より空力を意識したデザインに対する市場の反応を探るためであった。

スウェーデンの国内ツアーを開始したあと、このコンセプトカーはデンマークのスクラップ・ヤードのオーナーに買い取られ、ピックアップ・ボディへと改造された。

1950年代以降、姿を現すことはなく、歴史家の多くは既にスクラップになっているだろうと考えている。

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