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ポルシェ718ケイマン/ボクスター「GTS」登場 2.5ℓ4気筒ターボ搭載

掲載 更新
ポルシェ718ケイマン/ボクスター「GTS」登場 2.5ℓ4気筒ターボ搭載

もくじ

ー 718「GTS」 2.5ℓ4気筒ターボ搭載
ー 「GTS」内外装の変化わずか GT4は?
ー 718ボクスター/ケイマンGTS(画像9枚)

どうなる? 次期ポルシェ・ケイマンGT4 自然吸気フラット6を続投か

718「GTS」 2.5ℓ4気筒ターボ搭載

ポルシェ718ケイマン/ボクスター「GTS」が公開された。(今のところの)もっともドライビング志向のケイマン/ボクスターがこれだ。

写真はポルシェが用意したオフィシャルショット。正式なデビューは11月おわりのロサンゼルス・モーターショーとなる見込みだ。

気になるのはエンジンだろう。

GTSも「718」を名乗るため、やはり水平対向4気筒を積んでいる。排気量は2.5ℓ。つまり718ケイマン/ボクスター「S」のものをパワーアップしている。

718ケイマン/ボクスター「S」の最高出力にたいして、「GTS」は15psのアップ。なお先代「GTS」より35psのパワーアップを果たしている。最高出力は365psだ。最大トルクも先代より向上。5.1kg-mの強化を果たす。

ギアボックスは6速マニュアルが標準で、7速デュアルクラッチはオプション。機械式のリア・ディファレンシャルを組みあわせるほか、後輪は電子制御のトルクベクタリングシステムを備えている。

デュアルクラッチを選べば「スポーツクロノ」が標準であるというのもポイント。このおかげで0-100km/h加速は4.1秒、最高速度は290km/hまで高まるとポルシェはいう。いずれも先代「GTS」より0.2秒と6.4km/hの向上である。

これまでの6気筒に比べると排気量が小さく、なおかつタービンの力を借りるゆえ燃料消費率やCO2排出量の面でも恩恵を授かる。厳密な数値は明らかになっていないが、先代「GTS」の12.2km/ℓと186g/kmという公称値よりも進歩していることは間違いない。

内外装や「ボクスター・スパイダー」「ケイマンGT4」の噂についても触れておこう。

「GTS」内外装の変化わずか GT4は?

内外装は「GTS」シリーズの通例どおり、わずかに変わっているにとどまる。以下がその一例。

・ちょっと変わったフロントバンパー
・わずかに黒みがかった前後ライト
・ブラック塗装のテールパイプ

ちなみに「スポーツエグゾースト」も標準。

ドア下には「GTS」のマーク(ブラック)が施され、20インチのアロイホイールもブラック(サテン)に塗られている。車高は標準の718ケイマン/ボクスターより10mm下がる。これは「PASM(ポルシェ・アクティブ・サスペンション・マネージメント)」を標準装備するからというのも理由のひとつだ。

インテリアはシート/ステアリング/センターコンソール/アームレストがアルカンターラで覆われる。「ポルシェ・トラック・プレシジョン・アプリ」も備わる。これがあれば、サーキットの走りを録画し、それをもとにスマホ上で解析もできる。

英国では、すでにオーダーが始まっている。最初の納車は12月の半ばを予定。価格は718ケイマンGTSが£59,866(888万円)。ボクスターGTSが£61,727(916万円)。

通例どおりならば、718ボクスター・スパイダーも今後くわわることになるだろう。また「GT4」の投入もポルシェはまったく否定していない。「GT4」の情報については以下からご覧いただける。

▶ どうなる? 次期ポルシェ・ケイマンGT4 自然吸気フラット6を続投か

718ボクスター/ケイマンGTS(画像9枚)

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