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ジャガーXE SVプロジェクト8 2,000万円超えのハードコアXE 2座仕様も登場 300台限定

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ジャガーXE SVプロジェクト8 2,000万円超えのハードコアXE 2座仕様も登場 300台限定

600ps、4輪駆動 ジャガーXEのハードコアバージョン

ジャガーXE SVプロジェクト8が、アンヴェールされた。

2017年型ジャガーXE Sに試乗 BMW/メルセデス/アウディに勝っているところとは?

車両価格£149,995(2,154万円)というこのロードゴーイング・レーシングジャガーは、スペシャルビークルオペレーションズ(SVO)によるコレクターズエディションである。


最高速度322km/hを発揮すべくリワークを受けたサルーンは、「ジャガー史上最速かつ最もパワフル」というテーマで開発が進められた。これは通常のXEより、72km/hも高速ということになる。


四輪駆動を採用したパワートレインは、

・スペシャルチューンド5.0リットルV8ターボ
最高出力:600ps
0-97km/h加速:3.3秒

・リキャリブレーテッド8速クイックシフトAT
変速スピード:200ms(ピストルシフトレバー)

という構成だ。



ボディワーク、実は別モノ

一見、XEと同じように見える外観だが、ボディワークの75%が専用開発のものだ。共用部分は、フロントドアとルーフの2箇所のみである。

とくにフロントヘッドライトにいたっては、ハイパワーエンジン用に冷却機能を追加したために、前方へ14mm移動しているという。


このモデルでジャガーは、ニュルブルクリンクのタイムアタックを行う予定で、強力なダウンフォースを生み出すために、
・可変式フロントスプリッター
・フラットアンダーボディ
・リアディフューザー
・カーボンファイバーバンパー
・可変式リアウイング
を装備している。

時速300km/h走行時のダウンフォースは、実に122kgを超えるという。さらにトラックモード使用時のフロントリフトは205%削減されている。


走行性能については、XE SVプロジェクト8は、XEとして初めて電子制御アクティブディファレンシャルを使用している。これは、インテリジェントドライブダイナミクスとともにリアアクスルへのトクル配分をコントロールするものだ。なお、通常は75%のトルクをリアにデリバリーする設定だという。



2座モデル「トラックパック」は、本気仕様

ドライブモードは、

・ノーマル
・ダイナミクス(初期値)
・トラックモード(新開発)

の3種を用意。エンジンのマッピング/ダンパー/ステアリング/スロットルのパフォーマンスを最適化する。


プロジェクト8は、2車種が用意され、

ノーマル:4シーター
トラックパック:2シーター

というラインナップになっている。


後者は、
・12.2kgの軽量化
・カーボンファイバーレーシングシート
・4点式シートベルト
・ハーフロールケージ
・消化システム
を装備する。

生産台数は300台で、いずれも左ハンドル使用となる。ハンドル位置を限定したのは、複雑な冷却系の取り回しと、改良型エンジンのパッケージに対応するための判断だという。

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