BMWは2018年に登場を予定している次期「8シリーズ」の高性能版で、現在開発中の「M8」プロトタイプを披露した。M8は、標準8シリーズと並行して開発が進められ、ルマン参戦も視野に入れているとのことだ。
ニュルブルクリンク24時間レースの会場で初公開されたM8は、全身をカムフラージュされた状態で観衆に走行する姿を披露した。
M8の8シリーズとの違いは、エアインテークを大型化したエアロパーツやブレーキの強化、左右デュアルエキゾーストシステムの採用など。これらはエンジンのパワーアップに伴う改良のようだが、注目のエンジンスペックは公開されていない。
BMW M社のフランク・ヴァン・ミール氏によると、M8は8シリーズの遺伝子を受け継ぎながらもサーキット走行時における性能アップや、スポーツ走行時の俊敏性およびステアリング操作に対する正確さに磨きがかけられているとのこと。
なお現在BMW M社では、M8に加え、レーススペックの「M8 GTE」の開発も進めているとのこと。BMWはM8 GTEでルマン24時間レースへの復帰を計画しているようだ。BMWモータースポーツのディレクター、ジェンス・マーコート氏は次のように述べる。
「現時点ではM8 GTEをお見せすることはできないが、魅力的なモデルであると断言できる。計画では6月末までにマシンについて最初の発表を行う予定で、2018年1月のデイトナ24時間レースへの初参戦を予定している」。
BMWは8シリーズおよびM8の発売。さらにはM8 GTEでのルマン参戦。BMWがフラッグシップクーペの投入にあたり壮大なプランを思い描いていることが明らかになってきた。
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