スペインのカタルニア・サーキットで行われたF1プレシーズンテスト1回目。その最終日の走行が全て終わり、午前中に走行を担当したメルセデスのバルテリ・ボッタスが1分15秒732でトップタイムを記録した。
このボッタスのタイムは自身が記録した昨年のポールポジションタイムに肉薄するものであり、この日も他を圧倒した。
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2番手も同じくメルセデスのルイス・ハミルトンで、1分16秒516。ただメルセデスふたりのベストタイムは、もっとも柔らかく、もっともタイムが出やすいC5タイヤを履いて計測したものである。
3番手につけたのは、今季F1復帰を果たすエステバン・オコン(ルノー)。オコンは午前中に走行を担当し、76周を走行。C4タイヤで計測した1分17秒102がベストタイムとなった。
オコンは午後にはチームメイトであるダニエル・リカルドにドライブを譲った。そのリカルドはセッション残り1時間とわずかというところでロングランを実施していたが、コース上にストップ。赤旗の原因となった。ただそれほど大きなトラブルではなかったようで、残り20分弱というところでコースに復帰し、ペースアップ。総合7番手となるタイムを記録した。
4番手にはこのテストで連日好調の”ピンク・メルセデス”、レーシングポイントのランス・ストロールがつけた。ストロールはトラブルなく順調に走り、115周を走破。セッション終盤にはC2タイヤでのロングランも行なった。
5番手はアルファタウリ・ホンダの午前中の走行を担当したダニール・クビアト。6番手にはアルファロメオのアントニオ・ジョビナッツィがつけた。ジョビナッツィはこの日最多となる152周を走った。
レッドブル・ホンダは午前中にはマックス・フェルスタッペンが、午後にはアレクサンダー・アルボンが走行。彼らは終始硬いC2コンパウンドのタイヤを履き、積極的に走行を重ねた。フェルスタッペンは最多27周、アルボンは最多19周のロングランを完了。タイムこそ8番手と10番手に終わったが、しっかりと独自のプログラムを完了させた感がある。アルボンはセッション最終盤にC3タイヤも履き、16周のロングランを行なった。アルファタウリのもうひとり、ピエール・ガスリーが2台のレッドブルの間に入って9番手となった。
フェラーリのセバスチャン・ベッテルは、午前中にはパワーユニットのトラブルに見舞われて走行時間を失ったが、午後にはコースに復帰。タイムは総合13番手ながら午前・午後合計で100周を走破した。
ハースのケビン・マグヌッセンにとっては厳しい1日となった。マグヌッセンは午後の走行を担当したが、セッション開始直後にターン8で右リヤタイヤのパンクに見舞われてスピン。バリアに軽く接触してしまった。マグヌッセンは結局コースに戻ることができず、僅か4周の走行に終わってしまった。タイムも最下位の16番手である。
これでプレシーズンテストの前半日程が終了。26日から3日間の日程で、同じカタルニア・サーキットでテスト後半が行なわれる。
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