2019年に2年契約でマクラーレンに加入したカルロス・サインツJr.。彼は契約延長に向けて、すでにチームと話し合いを始めていると認めた。
苦しいシーズンが続いていたマクラーレンだが、2019年はサインツJr.と新人のランド・ノリスのコンビで中団チーム争いをリード。ブラジルGPでは、サインツJr.が3位に入り自身初、チームにとっては2014年の開幕戦以来となる久々の表彰台獲得を果たした。最終的にサインツJr.は優勝回数ゼロのドライバーの中で最上位のランキング6位、マクラーレンはコンストラクターズランキング4位となった。
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サインツJr.は、交渉を急ぐ必要はないと考えているものの、契約最終年のシーズンインを前に、チームとの将来についての話し合いを始めているという。
motorsport.comがサインツJr.に彼の将来について訊くと、彼は次のように答えた。
「僕がマクラーレンで非常に満足しているというのは明らかだよね。それに、すでに舞台裏で進んでいることがある」
「僕たちはすでに話し合いを始めているけど、まだ2月だからそれも簡単にだ。急いでいないよ」
「僕はマクラーレンに大満足だし、このプロジェクトをとても信頼している。それを隠すつもりはない」
マクラーレンのチーム代表を務めるアンドレアス・ザイドルも、チームがあまり早い段階でサインツJr.と正式な契約交渉をすることはないだろうと語った。
「我々はみんな、物事をできるだけ早く明確にすることを好むものだ。しかし特にこのトピックについては、現時点で決定や発表を急ぐ必要はないと思う」
「我々はまさに、2020年シーズンに突入したところだ。それに昨年、カルロスとランドが残した成績に満足している。今チームとして重要なのは、次の一歩を踏み出すことだ」
「昨年学んだことを踏まえて、さらに前進することができると確信している。そして、将来を見据えて何かを変える理由はないとも思っている」
2019年は、サインツJr.がチームと複数年契約を結んでいる状態で臨んだ最初のシーズンだったという。そして、それがキャリアベストのシーズンを送る主な要因になったと彼は語った。
「それ(契約があるということ)はシーズンの展開に非常に良い影響を与えたと思う。ちょっとした安定性が、どんなアスリートやレーシングドライバーにも役立つんだ」
「特に僕にとっては、過去にそんなことは一度もなかった。どんな影響があるのか僕には分からなかったけど、明らかに良い影響があった」
「自分自身がより良いレーシングドライバーになる方法や、翌年のチームがより良くなる方法に集中できる。自分がより完璧なドライバーになり、より一貫して良いパフォーマンスを発揮するための準備ができるんだ」
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