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F1、オーストラリア森林火災支援のチャリティーオークションを開催。地元出身リカルドもシューズなどを出品

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F1、オーストラリア森林火災支援のチャリティーオークションを開催。地元出身リカルドもシューズなどを出品

 オーストラリア森林火災の被災者支援に向けた資金集めのため、F1はオンラインでのチャリティーオークションを開催することをを発表した。出品されるのは限定品やサイン入りグッズ、そして“お金で買えない体験”だ。

 F1の経営陣は、今回のチャリティオークションの開催について声明を発表し、そのなかで以下のように述べた。

オーストラリア森林火災に心を痛めるハミルトン、5500万円を野生生物保護団体等に寄付

「オーストラリアはF1にとって常に特別な場所であり、これからもそうあり続けるだろう。F1コミュニティは最も被害の大きい地域で影響を受けた人々を支援するために、できることをする必要性を感じている」

「オーストラリアの人々は、結束の強い我々のコミュニティの欠くことのできない一部だ。我々はこの酷い火災のすべての犠牲者に追悼の意を表したい」

 2019年の9月以降に制御不能となった火災で少なくとも30人の人々が命を落とし、また10億匹以上の動物と2000軒を超える家屋が被害にあった。約1000万ヘクタールの土地が焼けたが、これはイングランドの面積とほぼ同じだ。

 気温が低く、湿った気候がオーストラリア上空を移動しているものの、ニューサウスウェールズ州からビクトリア州までの80カ所以上で今も火災が続いている。

 ルイス・ハミルトン(メルセデス)は、すでに個人で50万オーストラリアドル(約3800万円)を森林火災に巻き込まれた野生生物の救助と支援のために寄付している。オーストラリア人のダニエル・リカルド(ルノー)は、これから開催される開幕戦オーストラリアGPで着用するレーシングスーツにサインをし、慈善くじの当選商品とすることをこれまでに約束している。

 そしてF1も1月22日に、ドライバーやチーム、そしてFIAが世界中の商業スポンサーと協力する独自の資金集めキャンペーンの計画を発表した。

 オークションにすでに出品されているのは、リカルドが2019年に使用したレーシンググローブとシューズ、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンと・アレクサンダー・アルボン、またハースのロマン・グロージャンとトロロッソ・ホンダのダニール・クビアトが2019年に着用したレーシングスーツ、ケビン・マグヌッセン(ハース)が今年の開幕戦オーストラリアGPで使用するヘルメットだ。

 また“お金で買えない体験”として、オーストラリアGPの前にアルバートパーク・サーキットのパドックでトップドライバーたちと会う機会、また、F1のモータースポーツ担当マネージングディレクターであるロス・ブラウンと夕食をともにする機会が出品される。さらにアルバートパークのコースをFIAのセーフティカーで走る“ホットラップ”や、レース中にコントロールルームを訪問する権利を勝ち獲るチャンスもある。

 それらに加えて、マクラーレンとルノーからはチームのファクトリー訪問権、ルノーからはルノー・スポール・アカデミーでのトレーニングのチャンス、ピレリからはパドック・クラブ・エクスペリエンスが提供される。

 すべての収益は、オーストラリアGPコーポレーションとともに選出した4つの慈善団体と非営利団体に寄付される。選ばれた団体は、『オーストラリア赤十字』、『Country Fire Authority Victoria』、『Foundation for Rural and Regional Renewal』、『WWF Australian Wildlife and Nature Recovery Fund』だ。

 入札に興味があれば、誰でもこちらのサイト(https://www.f1authentics.com/)から行うことができる。オークションは、“お金で買えない体験”については2月9日まで、商品やグッズは2月16日まで開催している。

 オークション参加は望んでいないが、これから寄付を希望する場合は、ぜひ上記の非営利団体のウェブサイトを閲覧することを検討してほしい。

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