サウジアラビアで開催されている2020年大会で、ダカール・ラリー初参戦を果たしたフェルナンド・アロンソ(トヨタ)。彼は2日目にアクシデントに見舞われ、修理のため2時間もロスしたものの、前半6日間を終えて総合16番手につけている。
アロンソは上位陣と遜色ない速さを見せており、ステージ順位でしばしばトップ10入りを果たしている。ダカール・ラリーの前年覇者であり、トヨタのチームメイトでもあるナサール・アルヤティヤは、アロンソの走りを高く評価している。
■アロンソ、夢のステージ優勝が見えてきた? 首位と遜色ないタイムに自信掴む
アルヤティヤは特に、アロンソがステージ6位となった6日目の走りを称賛した。これは同じトヨタ・ハイラックスを駆るベルンハルト・テン・ブリンケ(7位)、ジニエ・デ・ヴィリエ(8位)を従えての順位となった。
「本当に素晴らしい1週間だった」とアルヤティヤはアロンソについて語った。
「1日だけ運の悪い日があったが、彼のパフォーマンス……特に今日の走りには驚かされた。ジニエやテン・ブリンケよりも良い成績を残したんだ」
「確かに彼がタフな男であることは知っているけど、今回がダカール初挑戦なのに……来年も良い走りができるだろうね」
そう語ったアルヤティヤ。彼はアロンソが2021年もダカールに挑戦するだろうと考えているようだ。
アロンソが2021年、ダカール・ラリー制覇に挑戦できると思っているのか? そう尋ねられたアルヤティヤはこう返した。
「優勝できるか? それは分からない。それには時間が必要だろう。経験がものを言うからね」
「でも彼はそれに挑戦すると思っているし、トップ3かトップ5でフィニッシュできれば十分素晴らしいだろう」
「我々には彼が必要だ。彼にはもっと多くのF1ドライバーを連れてきて欲しいと思わないかい? 例えばジェンソン・バトンとかね。悪くないだろう?」
「僕は(バトンが)メキシコのバハ1000に参戦しているのを見た。だから彼がダカールに参加できない理由はないと思っている」
2009年のF1ワールドチャンピオンであるバトンは、2015年と2016年の2年間、マクラーレンでアロンソとチームメイトだった。引退後は2018年から2年間スーパーGTに参戦したが、2020年の参戦計画は現時点で確定していない。
アルヤティヤが語ったように、バトンは昨年末、メキシコで行なわれた“バハ1000”でオフロードレースデビューを果たしたが、メカニカルトラブルによって砂漠に17時間立ち往生した末にリタイアとなった。
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