今季FIA F2に参戦したミック・シューマッハーは、来シーズンもF2に継続参戦することが、F1昇格時の“有利なスタート”に繋がると考えている。
F2のルーキーイヤーとなった今季を、シューマッハーはランキング12位で終えた。そして来年も継続してF2に参戦する。
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motorsport.comの調べによると、シューマッハーはアルファロメオF1の2020年のシートに値するかを評価されていたが、彼のF2前半戦の成績が振るわなかったことや、アントニオ・ジョビナッツィが後半戦で復調したことが組み合わさり、最終的にチームはジョビナッツィを残留させることを選んだ。
F2は2020年シーズンからホイールが18インチ化される予定であり、2021年からF1も同様に18インチホイールへ移行する予定だ。そのため、シューマッハーは来シーズンにF1へ昇格できないとしても、F2でF1昇格に向け役立つことを学べると考えているようだ。
「F1に行くチャンスがあったなら、当然それを掴むだろう。だから(今回は)そのチャンスは無かったということだ」と、シューマッハーはmotorsport.comに対して語った。
「それで、次の選択はF2に留まることだった。僕としてもそれが取りうる中で最も賢明かつ信頼できる決定だった」
「F2は来年新しい(18インチの)タイヤになる。2021年にはF1もそうなる予定だし、僕としてはポジティブな要素だ」
「このステップをどうにかできれば、僕は(F1で)有利なスタートを切れるはずだ」
「言うまでもなくF2とF1は違う。でもジュニアカテゴリーでもより多くの経験を得る助けになると思っている。来年は今とは違ったポジションにいるだろう」
ハンガリーラウンドのレース2で優勝を挙げるなど、シューマッハーはルーキーイヤーながら速さを示しつつあった。ただ、彼は信頼性の問題によって実際の力全てを結果に反映することはできなかったとも考えているようだ。
「純粋なパフォーマンスという面では、とてもポジティブなシーズンだったと思う」と、シューマッハーは言う。
「ただ信頼性の面ではネガティブなところもあった」
「それによってポイントやポジションを失ったレースがいくつかあったと思う。そうでなければとても強力なパフォーマンスを示せただろう」
「残念なことに、F2のレースウィークは基本的にレース1次第で決まってくる物だ。リバースグリッドのレース2のようにね」
「僕の多くの問題は、レース1にあった。つまり週末は基本的にそこで台無しになっていたんだ」
「僕らはもっと良い週末をあちこちで過ごせたはずだ。最終的な結果でも多くのポイントを稼げたり、ランキングでもまた違ったところにいただろう。だからとても残念だよ」
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