ルイス・ハミルトンはフェラーリのチェアマンを務めるジョン・エルカーンとのミーティングについて否定していないが、6度のF1世界チャンピオンであるハミルトンは、メルセデスを去ることも含め、いかなる判断も早期に下されることはなく、また簡単に行われることもないと主張している。
ハミルトンのメルセデスとの現在の契約は2020年末で完了するが、ハミルトンの将来に関する噂はすでに吹き荒れている。
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フェラーリのエルカーンが、今年既に2度ハミルトンに接触を持ったというイタリアメディアの報道についてどう思うか、日曜日にアブダビで尋ねられたハミルトンは、詳しくは語ろうとしなかったが、その話を否定することもなかった。
「誰と話し合いをすることになっても、閉じられたドアの後ろで起きたことは常に非公開だよ」とハミルトンは語った。
「もう何年も、僕は(メルセデスに)座り込んで他の選択肢を考えたことがない。なぜなら僕たちの道をまっすぐに突き進んでドライブしてきたからだ」
「トト(ウォルフ)も彼の将来という点では、選択肢を検討していることを知っているよ。だから、僕は彼がどうするのか分かるのを待っているんだ」
確かにメルセデスF1チーム代表のウォルフの1年後の計画も、また憶測を呼んでいる。ウォルフは、チェイス・キャリーの後任として、F1のCEOに就任するというF1からのオファーを検討していると噂されているのだ。
なお一部の関係者はその噂を、2020年末にメルセデスがF1からワークスチームとして撤退する可能性と結びつけているが、多くの人々はそうは見なしてはおらず、起きることのない筋書きだと見られている。
スタードライバーのハミルトンの将来について尋ねられたウォルフは、ハミルトンがメルセデス残留を延長することを確信しているとしており、2020年以降も彼がメルセデスでレースをする確率は75パーセントだと弾き出している。
「だが同時に25パーセントは我々がコントロールできないということになる」と、ハミルトンにフェラーリと自由に交渉をさせているウォルフは語った。ウォルフは、ここは“自由な世界”であり、”誰もがキャリアの選択肢を探求する必要がある”と認識していると語っている。
ハミルトンは結果がどうであれ、F1での将来については長い時間をかけて考え、真剣に取り組むつもりだと明言している。
「僕は今の居場所を気に入っている。だから他のことをやるにしても、早急な判断はしないよ」とハミルトンは語った。
「でも、もちろん僕のキャリアが終盤か最後にさしかかってるとしたら、座って自分の求めることを考えるのが賢明なやり方だろうね」
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