2019年のF1ブラジルGPで、トロロッソ・ホンダのピエール・ガスリーが2位表彰台を獲得した。ガスリーにとってはF1キャリア初、トロロッソとしてはドイツGPに続き今季2度目の表彰台となった。
ガスリーは予選でトップ3チームの直後である7位につけ、フェラーリのシャルル・ルクレールがグリッド降格ペナルティを受けたことで、6番グリッドからスタートした。
レース中も終始安定したペースを披露したガスリーは、7位以上は堅い状況だった。しかしメルセデスのバルテリ・ボッタスがリタイアし、フェラーリの2台が同士討ちするなどしたことでポジションを上げ……さらにレッドブルのアレクサンダー・アルボンとメルセデスのルイス・ハミルトンが交錯した隙を突いて2番手に浮上。最後はハミルトンの猛追を振り切って、2位表彰台をもぎ取った。最後のメインストレートでは、パワーでメルセデスを上回った。
「今日のレースは、最後まであれだけの接戦を制しての2位ということで、感無量です。また、トロロッソとのシーズン2度目の表彰台獲得ということもあり、特別な想いです」
プレスリリースにそうコメントを寄せたのは、トロロッソ担当のホンダF1チーフエンジニアである本橋正充である。
「今週は金曜からパワーユニットにトラブルが出ていたりもしましたが、チームやドライバーの協力のおかげでなんとかリカバリーできました」
ガスリーはホンダがパートナーをトロロッソに変更してから、ずっとドライブしている唯一のドライバーである。そんなガスリーが表彰台に立ったことに、感無量だと本橋エンジニアはコメントする。
「ガスリー選手については昨年のトロロッソとのプロジェクトスタートから2年間一緒にやってきて、昨年は4位といういい結果を出すことができました。ただ、今年は彼自身、チームの移籍などもあり苦しい時間があったと思います」
「トロロッソに戻ってきてからは徐々に調子を上げてきての今日の結果ですので、本当におめでとう、ありがとうという想いです」
「良い結果を出すことはできましたが、ホンダとしてはまだまだ高いところを目指さなくてはいけないと思っていますので、ここからも進歩を続けていければと思っています」
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