MotoGP2019年シーズンの最終戦バレンシアGPのフリー走行1回目が行われ、ペトロナス・ヤマハSRTのファビオ・クアルタラロがトップタイムをマークした。
ホルヘ・ロレンソ(レプソル・ホンダ)の引退発表という衝撃的な幕開けとなったバレンシアGP。ロレンソはラストレース最初のセッションを、客席に手を振りながら出走した。
■「モチベーションを見つけられなかった」MotoGP引退のロレンソ、度重なる怪我が影響
サーキット・リカルド・トルモは日差しに恵まれたものの、気温11℃、路面温度9度と非常に低温のコンディションでセッションが開始された。
開始から10分も立たない内にアクシデント発生。ワイルドカード参戦のミケーレ・ピッロ(ドゥカティ)のマシンが走行中に火を吹いて炎上。ピッロは慌ててマシンをグラベルに倒すと、マシンは消火作業を受け、消火剤まみれとなってしまった。
10分が経過したタイミングで、トップタイムをマークしたのはマルク・マルケス(レプソル・ホンダ)。マルケスが1分31秒655をマークし、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)、ダニーロ・ペトルッチ(ドゥカティ)がそこに続いた。
そこから間を開けずにバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)、ファビオ・クアルタラロ、フランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)がタイムを上げて3番手~5番手にまで並ぶなど、序盤はヤマハ勢が上位を占めた。
残り20分、ターン10でカレル・アブラハム(アビンティア)がクラッシュ。自力でコースを後にした。
ロレンソの引退によって、その後任候補最有力として注目されるヨハン・ザルコ(LCRホンダ)は、ひとまず今回がホンダでのラストレース。残り18分頃には1分32秒512で10番手タイムを記録した。
その後タイムシートに大きな動きの無いまま残り時間は少なくなっていった。
FP1も終了まで5分となると、ほぼすべてのライダーが再びコースイン。ロッシもその中でアタックに入っていたが、ターン4で転倒を喫してしまい、タイム更新はならなかった。
その裏ではジャック・ミラー(プラマック)が1分31秒787で3番手にジャンプアップ。しかし即座にクアルタラロが1分31秒595でこれを上回った。だがミラーは連続アタックを行うと、1分31秒512までタイムを更新。トップタイムを塗り替えてきた。
セッション残り時間が1分を切った段階で、各ライダーはラストアタックに突入。中でもクアルタラロが最速タイムを刻み、1分31秒455をマークしてトップに立つと、セッションは終了となった。2番手にはミラー、3番手にはマルケスが並んだ。またヤマハ勢はビニャーレス、モルビデリが4、5番手に並ぶなど、ここ数戦の好調さをキープしているようだ。
ザルコは最終的に13番手。チームメイトのカル・クラッチローの15番手を上回っている。なおロレンソは、最終的に18番手タイムでFP1を終えている。
負傷により欠場のミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)の代役としてMotoGPデビューを果たしたイケル・レクオナは、最後尾23番手タイムでMotoGP初走行を終えた。
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