2020年にWRC第14戦として開催されるラリージャパンのテストイベントとして、11月8日~10日に開催されたセントラルラリー愛知・岐阜。
先日お伝えしたように、筆者はそのダイナミックなスペシャルステージに驚嘆したが、同大会に参戦した多くのドライバーからも同大会のスペシャルステージに驚きや称賛の声が挙げられていた。
■魅力的なステージの連続……テストイベントに見た、新生ラリージャパンへの期待
2005年および2007年のPWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)チャンピオン、新井敏弘は「ヨーロッパみたいにワイドでフローティングなステージが多かった。道幅が広く、ハイスピードなコースで海外を思い出させてくるようなコースで楽しかった」とのこと。
さらに新井とともにPWRCを戦っていた鎌田卓麻も「ヨーロッパに近いステージですね。ペースノートもヨーロッパのようにしないとダメなほど、全日本ラリーのステージとは違っていました」と語る。
一方、トヨタGAZOOレーシングのラリーチャレンジプログラムでWRC2を戦ってきた勝田貴元も「全日本選手権のステージは山の中だけでしたが、今回は広い道もあったし、民家の横を通るステージがあって、すごく楽しめるラリーになっていました」とセントラルラリー愛知・岐阜のスペシャルステージを高く評価。
さらにWRC2を経て、2019年はERCに参戦していた新井大輝も「日本独特の狭い道もありましたが、全日本選手権にはない、ワイドでハイスピードのコースも多かった」と語る。
もちろん、「タイヤを温める区間が十分に取れていなかった」と勝田貴元、「ジャンクションの外側のガードレールにギャラリーがいたので危なかった」と新井大輝が語るほか、「路面の悪いところも多かった。WRCでは危険だと思う」と新井敏弘が語るように、スペシャルステージにおいても改善すべき課題はあるものの、多くのドライバーがセントラルラリー愛知・岐阜のステージを高く評価しただけに、2020年のラリージャパンにも期待したいものだ。
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