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スポーツ 2019.11.6

【スーパーフォーミュラ】ユーリ・ヴィップス、来季のSFフル参戦を熱望も「最終的に決めるのは僕の“ボス”」

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 鈴鹿サーキットでの2019全日本スーパーフォーミュラ選手権最終戦に急きょエントリーすることになったユーリ・ヴィップス(TEAM MUGEN)は、途中のピットストップでのエンジンストールが響18位に終わってしまった。

 それでもレース中はライバルと全く引けを取らないペースで周回を重ねるなど、初参戦とは思えない走りを披露。本人も機会があれば2020年はフル参戦したいと意気込みをみせた。

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 第4戦富士から15号車のステアリングを握っていたパトリシオ・オワードがインディカーシリーズ挑戦することが決まったのに伴い、レッドブル・ジュニアチームから離脱することになった。これにより、今季FIA F3で活躍していたヴィップスが急きょ最終戦鈴鹿に召集されることとなった。

 実際にヴィップス本人も、その事実を知らされたのはレース前週の水曜日とのこと。レッドブル・アンバサダーで同ジュニアチームのボスであるヘルムート・マルコから電話があり「来週のスーパーフォーミュラ最終戦に乗ってほしい」と言われたという。

 まさに“ぶっつけ本番”の中で臨んだヴィップス。予選こそQ1脱落となり苦しいスタートとなったが、決勝日の朝に行われたフリー走行では好調な走りを見せ4番手タイムを記録。関係者を驚かせた。

 そのまま迎えた決勝レースでは、19番手からスタートしたヴィップス。ライバルから遅れをとることなく順調に周回を重ねていった。

 このままいけばポイント獲得の可能性も見えていたが、27周目に行ったピットストップでエンジンストールを起こしてしまい約25秒ほどタイムロス。これが大きく響き18位で初レースを終えた。

 今回は“ハンドクラッチ”も初体験という状況の中で、エンジンストールは仕方ない部分がありつつも、それがなければトップ10圏内でのフィニッシュも十分に見えていただけに、少々悔やまれる結果となった。

 しかし、ヴィップスは全体的に良いレースができたと笑顔を見せていた。

「すごく良いレースができたと思うけど、ピットストップでストールしてしまって大きくタイムロスしてしまったことはすごく残念だった。だけど、それ以外は本当に調子が良くて特にソフトタイヤでのペースが良かった。ミディアムもそんなに悪くはなかった」

「決勝でぶっつけ本番の状態でタイヤマネジメントとかも学びながらレースを進めていったけど、悪くはなかったと思う。レースウィーク中は毎セッションで得られた情報から色々学んでいって、少しずつレベルを上げていくことができた」

「スーパーフォーミュラはスポット参戦ですぐにきて結果が出せるほど簡単なカテゴリーでないし、この鈴鹿サーキットも簡単に攻略はできない。その中でも全体を通して、このレースウィークで学べたことがたくさんあったことは、すごく嬉しかった」

 そう語ったヴィップス。来季の体制についてはまだ未定だが、機会があれば是非スーパーフォーミュラにフル参戦したいと語った。

「もちろん、チャンスがあるのであれば来年フル参戦したいと思っている。このシリーズはすごく気に入った。ただ、残念ながら(来季のSF参戦については)僕だけで決められることではない。僕のボスが決めることになるだろう。まずは彼がどんな決断を下すのか、それを待ちたいと思う」

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(motorsport.com 日本版 吉田知弘)

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