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【ブログ】“ハーレム”なオリベイラに感じたGT500時代にはないリラックスぶり/スーパーGTサーキット便り第8戦もてぎ

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【ブログ】“ハーレム”なオリベイラに感じたGT500時代にはないリラックスぶり/スーパーGTサーキット便り第8戦もてぎ

 携帯サイト『モータースポーツチャンネル』にて、スーパーGT全戦でお届けしている『モースポ隊サーキット便り』を、一部抜粋してお届け。搬入日から決勝終了後まで、レースウイーク中にサーキットで見つけたアレコレを独自の目線でピックアップします。今回は11月1~3日に行われた第8戦もてぎの様子をお届け。

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【ブログ】入念なリハーサルで臨むドライバーズアピアランス/スーパーGTサーキット便り第7戦SUGO

■11月1日 搬入日の様子



さてさて。やってきましたスーパーGT第8戦もてぎ。いよいよ今シーズンも最終戦です。ちなみに第7戦のあと、DTMドイツ・ツーリングカー選手権ホッケンハイムに行っておりまして、GT500マシンの“勇姿”を見届けてまいりました。まあ結果はアレでしたが、非常に感慨深いものでしたよ。その後しばらく間を置いてのスーパーGTなので、なんだかこの雰囲気ホッとします(笑)。

金曜はお昼前くらいに着いたのですが、今回は皆さん準備も早いですねぇ。夕方にはほとんどのチームが作業が終わっていました。

最近はドライバーの皆さんもSNSやら何やら写真を撮るのも大変です。DENSO KOBELCO SARD LC500の中山雄一選手は、脚立を使って撮ってました。

チームスタッフの皆さんもいちおう気を遣ったりして(笑)、撮影無事完了。中山選手のTwitterにこのときの写真がすでに載っているので、ぜひ見てみてください。

ピットレーンを歩いていたら、今回タイトルがかかるARTA NSX GT3の高木真一選手が。あれ……!? 違うクルマですよ! 何やらちょっと確認したいことがあったそうでコクピットに座っただけらしいんですが、ちょっと驚きました(笑)。

暗くなるのが早いなら早いで、いろいろ楽しみもあるもので。けっこう雰囲気があるピットの写真が撮れるのです。ちなみにもてぎはピットボックスの大きさがそれほど大きくないのもまたいいところ。写真はJRPA(日本レース写真家協会)のT会員。一緒に撮ってみました。

というわけで、いろいろピットを見たなかで、今年いちばん“映える”クルマはMcLaren 720S GT3じゃないでしょうか。ピット内設備の機能美、オーバーヘッド、そしてマクラーレンのつややかな曲線美が映えのポイントです。

撮ってたらライトも点けてくれたりしちゃいまして、チームの皆さんありがとうございます! おそらくキッズピットウォークの時間ならこんな感じにいけそうな気もするので、お父さんぜひ挑戦してみてください。

調子に乗ってLEON PYRAMID AMGでもトライ。こちらもマットブラックのボディがかなり映えます。

■11月2日 予選日の様子


さて。スーパーGT第8戦もてぎも予選日。事前には曇りでけっこう寒いのでは……なんて言われてましたが、雲ひとつ無い快晴。今日の予選はドライでのアタックが観られそうです。

というわけで公式練習はいつもどおりコースサイドへ。こうして続々とピットアウトするシーンも今年はこれでおしまいか……と思うとちょっと寂しかったりもします。

V席の裏のスペースに行ってみました。お店が建ち並んでいていい雰囲気になっていますが、いちおうCART/インディカー開催時代を知っている身としては、この路面はちょっともの悲しくなります。残すなら残すで、こちらもなんとかして欲しいところ。とはいえ予算も必要ですからねぇ……。一概にああしろ、こうしろとは言えないのが悩ましいです。

V席のうしろに来たのはコレが目当て。2020年クラス1車両の3台です。V席裏のテントの中に展示されています。

毎回日曜に行われるGTA定例記者会見が予選日に行われました。その中で、ちょっとサプライズ気味に出てきたのがスーパーGTのフルコースイエロー導入。かなり導入に向けて困難があったのですが、いろいろな苦労を乗り越えての導入です。世界では導入されているものですが、日本ならではの苦労があるので、そこはぜひ「導入遅い!」ではなく、評価してほしいところです(我々にとっても難しい部分が多いので、うまく伝えられないのが歯がゆいんですが)。

そしてキッズピットウォークの後、記者会見場でホンダさん主催のジェンソン・バトン選手の記者会見が行われました。いろいろな質問が飛びましたが、バトン選手の思いや日本、スーパーGTへの愛があふれるいい記者会見だったと思います。

■11月3日 決勝日の様子  


D'station Vantage GT3では、ジョアオ・パオロ・デ・オリベイラ選手が“ハーレム”状態。JP選手もGT500時代にはないリラックスぶりが出ていますねぇ。

基本的に、クラス1規定になって“秘密の部分”が減っているので、ライバルメーカーのクルマを観ることもけっこう珍しくなくなっています。

そんなデモランをテレビクルーが撮影したんですが、あれ……? グッドスマイル 初音ミク AMGの谷口信輝選手がけっこうな特等席で観てました(笑)。

残念ながらウォームアップでトラブルがあり、リタイア届けが出てしまったCRAFTSPORTS MOTUL GT-R。追い上げを期していた平手晃平選手の笑顔が悲しいっす……。

個人的にはコレが最後じゃね? と思って通りすがりにレクサスくま吉を写真に収めておきました。と思ってたら、飼い主さんに「最後じゃないからね!」とクギをさされました。さて、去就やいかに……?

チャンピオンを獲得したARTA NSX GT3には花束が。まあチャンピオンはかなり確率高かったですからねぇ。いろんな祝勝アイテムが用意されていました。

チャンピオンを獲ったLEXUS TEAM LeMans WAKO'Sのピットでは祝勝撮影。チームにとっては感慨深い撮影の瞬間になりました。

レース後、つちやエンジニアリングの『サムライサポーターズ』のためのミーティングにお邪魔しました。毎年このもてぎで開催されているのですが、今回は重大発表アリ。詳しくはぜひ記事をご覧ください。




HOPPY 86 MCは、私が2013年にサムライサポーターズミーティングにお邪魔した際、武士監督が私に語ってくれた“3カ年計画”を実現したクルマでした。なので、私にとってもすごく思い入れがあるクルマです。武士監督は涙ながらに“重大発表”について語ってくれましたが、涙の気持ちは良く分かります。

というわけで、もらい泣きしそうになりながら記事を書き終え、いまこのコーナーもようやくフィニッシュ。まだあと原稿が5本くらい残っているので、泣きながら仕事します(笑)。

ではでは、来季開幕戦か、はたまた11月のスーパーGT×DTM特別交流戦のなかでこのコーナーをやるのかは分かりませんが、ではまた!


※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ 

『モースポ隊サーキット便り』は、携帯サイト『モータースポーツチャンネル』にてスーパーGT全戦で連日掲載。より早く読みたい、フルバージョンを見たいという方は『モータースポーツチャンネル』をチェック!

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