マクラーレンのランド・ノリスは、F1アメリカGPで7位入賞を果たした。予選8番手からスタートしたノリスは、スタートで先行を許したダニエル・リカルド(ルノー)には僅差で敗れてしまったが、2ストップ作戦が功を奏し、チームメイトのカルロス・サインツJr.を上回る順位でフィニッシュした。
「スタート後のターン2に進入するまで彼(リカルド)の事は見えていなかったから、(抜かれた事は)驚いたよ」とノリスはスタートを振り返ったが、決勝前の懸念通りレースペースは中団で最速ではなかったと語った。
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「彼ら(ルノー)のレースペースは僕たちよりも良かった。昨日(予選で)示したように、僕たちのマシンにはスピードがあった。ただ、レースペースという点では風向きなどのトラックコンディションもあって、彼らの方が力強いだろうと予想していた」
「僕はそういった予測をしていたから、彼に交わされたこと自体はショックではなかった。その後は作戦を2ストップに変更して追い上げたけど、あとコーナひとつ、あと1秒足りなかった」
ベスト・オブ・ザ・レストの座こそリカルドに奪われてしまったが、マクラーレンはノーポイントに終わったメキシコGPから一転してダブル入賞を果たした。コンストラクターズランキングでは2レースを残して5番手のルノーに38ポイント差をつけており、セーフティリードを築いていると言える。
ただ、ノリスはマクラーレンが中団グループの中で圧倒的なポテンシャルを持っているとは感じておらず、次のように語った。
「他の中団も強いと思っている。僕たちが圧倒的に強いとは言えないんだ」
「ただ僕とカルロスは、お互い誠実に仕事をしていると思う。個人的にはそれが物事を良くしていると思うし、アドバンテージのひとつになっていると感じている」
「それから予選の1発タイムという面では僕たちは力強いと思う。新しいタイヤで走った時にはマシンから多くのパフォーマンスを引き出すことができているけど、レースになった場合は逆になってしまう」
「今回のレースで僕たちはルノーよりも遅く、他のチームより少し速かっただけに感じた。予選でのアドバンテージを考えるとかなりのタイムを失ったと思う。(ルノーに対して1周あたり)0.4秒、0.5秒くらいだろうか? それは面白くないよね」
「トロロッソも今週末はとても速いだろうと予想していた。Q3まで駒を進めたしね。彼らのレースペースは通常とても良いんだけど、今回はそれほどでもなかった」
「今シーズンはあと数レースを残しているけど、ここからのコースはまた違ったマシンに適しているだろう。ここからまた(メキシコGPのように)Q3に進出できなかったり、“中団の中団”に埋もれることがあるかもしれない」
「今のところは順調に来ているので、僕たちが7位と8位に入ることを期待したい」
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