MotoGP第18戦マレーシアGPの予選で、レプソル・ホンダのマルク・マルケスはファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)の後を追う戦略を序盤から採った。
マルケスはQ2の後半に入ってもクアルタラロにピタリと付け、ラストアタックでもついていこうとしていた。しかしその矢先、マルケスはターン2でハイサイドを喫してクラッシュし、予選を11番手で終えることになった。
■クアルタラロの速さを“コピー”しようと……転倒マルケス、予選11番手に「がっかり」
同様にアタックラップのタイム出しに苦戦していたアンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)は、マルケスの”後追い戦略”について、状況に決して“満足していない”ことを示すモノだと語った。
「それが誰であっても、たとえチャンピオンであろうと、ポールポジションを争えない日にはそうした手段を採ることはある。それが示しているのは、彼が常に“更に、更に”と上を求めているということだ」
ドヴィツィオーゾはマルケスの戦術についてそう語った。
「そういった観点からは、彼は良い姿勢なんだと言えるだろう。ただファビオへのマークはかなり攻撃的だった。僕はあそこまではしないだろうね。だけど、やりたいようにできるんだ」
マルケスは、クアルタラロのコーナーへのアプローチを“コピー”しようとした結果、クラッシュしてしまったと話している。
一方真後ろを追われることとなったクアルタラロは、マルケスの戦術も“ゲームの一部”だと話し、批判することはなかった。
「チェッカーフラッグを受けるまで、彼を見ていなかったんだ」と、クアルタラロは言う。
「後で見たけど、思うにアウトラップが僕らふたりにとって遅すぎた。僕も何度も何度も宙を舞いそうだったよ」
「(Q2の)最初の走行でも彼は僕の後ろにいた。僕はもし彼が後を追いたがっているなら、それは僕らが良い仕事をしているんだと考えた。今年僕らがやってきた取り組みは誇れるものだ……ってね」
「これもゲーム一部だと思う。この先僕がマルケスの後を追う機会があったなら、僕もそうするだろう。両方のライダーにとって良いことだと思うよ」
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