F1第19戦アメリカGPのフリー走行3回目が行われた。トップタイムを記録したのはマックス・フェルスタッペン(レッドブル)で、タイムは1分33秒305だった。
予選前最後のセッションとなるFP3。気温18℃、路面温度25℃というコンディションの下でスタートした。
■激しいバンプへの批判に反論するドライバーも……リカルド「このくらいの方が好き」
セッション開始直後からケビン・マグヌッセン(ハース)、ランド・ノリス(マクラーレン)をはじめ11台のマシンがコースインしたが、タイム計測をする者はおらず、インスタレーションラップを行ったのみでピットへと戻っていった。
まず最初にタイムを計測したのはロマン・グロージャン(ハース)。セッション開始15分というタイミングでソフトタイヤを履き、1分36秒579をマークした。
そんな中、シャルル・ルクレール(フェラーリ)のマシンがストップ。彼はパワーユニットに何らかの問題があることを無線で伝えており、マシン後方からは白煙が上がっていた。これによりバーチャル・セーフティカーが発令された。
バーチャル・セーフティカーが解除されると、多くのマシンがソフトタイヤでタイム計測に入った。バルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分34秒558でトップに立つと、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)、ルイス・ハミルトン(メルセデス)がそれに続いた。ソフトタイヤで連続周回を行ったベッテルは、走る度にトップタイムを更新していき、1分34秒441までタイムを伸ばした。
しばらく静観していたレッドブル勢だったが、セッション中盤からタイム計測を開始。フェルスタッペンは1分34秒458を記録して2番手につけた。彼はその後1分34秒186にタイムを更新し、ベッテルを上回りトップにつけた。
セッションが残り20分を切った段階で、ボッタスがまず2セット目のソフトタイヤを投入し、1分33秒904でトップに浮上した。それに呼応するように、その他の上位陣も2セット目のソフトタイヤでアタックを行った。
ベッテルは全セクターで全体ベストタイムを更新し、1分33秒523をマークしてトップの座を奪った。フェルスタッペンは1分33秒717で2番手となった。
ここまでミディアムタイヤで速さを見せていたマクラーレン勢は、ソフトタイヤで驚きのパフォーマンスを見せた。特にノリスは1分33秒818を記録し、メルセデスの2台を上回る3番手に飛び込んできた。
その後、フェルスタッペンが1分33秒305をマークしてトップに立つと、それを上回るドライバーが現れないままセッションが終了した。2番手に0.218秒差でベッテル、3番手にはノリスとなった。
4番手以下はボッタス、ハミルトン、アレクサンダー・アルボン(レッドブル)。7番手にはカルロス・サインツJr.がつけており、マクラーレンの予選でのパフォーマンスは注目と言える。なお、トロロッソ・ホンダは好調のピエール・ガスリーが9番手、ダニール・クビアトが14番手となった。
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