F1第19戦アメリカGPのフリー走行1回目がテキサス州オースティンにあるサーキット・オブ・ジ・アメリカズで行われた。トップタイムを記録したのはレッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンで、タイムは1分34秒057だった。
コース上空は快晴となったが、気温9℃、路面温度14℃と、かなり寒いコンディションの中でセッションがスタート。センサー類を装着したメルセデスの2台が先頭でコースインしていった。
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なお、今回のセッションでは2020年仕様のテストタイヤがピレリから各チームに供給されており、多くのチームが積極的に使用して周回を重ねた。
まずはバルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分39秒846を記録してトップに立つと、その後は今回が地元レースとなるハース勢がそのタイムを塗り替えていった。
コースはかなりバンピーな模様で、フロアを地面に打ちつけるマシンや、それに伴ってパーツが脱落するマシンも見られた。
セッションから30分が経過し、トップは1分35秒743を記録したアレクサンダー・アルボン(レッドブル)。シャルル・ルクレール(フェラーリ)とカルロス・サインツJr.(マクラーレン)はタイムを計測することなくピットで時間を過ごしたが、ふたりとも問題が解決したのか、その後コースに戻っていった。
レギュラードライバーのジョージ・ラッセルに代わって、FP1限定でウイリアムズのステアリングを握っているニコラス・ラティフィは、ターン9でストップ。再びコースに戻ったが、無線でギヤのトラブルを訴えており、スロー走行でピットに戻った。
その後はマックス・フェルスタッペン(レッドブル)が1分35秒546でトップに立つと、それをアルボンがテストタイヤを履いて1分35秒282を記録し塗り替えた。さらにダニール・クビアト(トロロッソ)がソフトタイヤを履いて3番手に浮上し、一時的とはいえホンダ製パワーユニット勢の1-2-3体制となった。
ここでフェラーリのセバスチャン・ベッテルが上位陣では最初にソフトタイヤを投入すると、1分34秒336をマークし、アルボンのタイムを1秒以上上回った。フェラーリ、レッドブルがタイムシートの上位につける一方で、メルセデス勢は淡々とテストタイヤで周回を重ねていった。
セッションが残り30分を切ると、各車新品のソフトタイヤを投入してアタックに向かっていった。フェルスタッペンが1分34秒057でトップタイムを更新すると、アルボンが1分34秒316で3番手、ピエール・ガスリー(トロロッソ)が1分35秒008で4番手につけた。
テストタイヤで20周以上を走破したハミルトンは、セッション終了間際にようやくソフトタイヤを投入。1分35秒002という4番手タイムをマークしたが、ターン19でトラックリミットをオーバーしたとしてタイムが抹消されてしまった。その後再度アタックしたが、1分35秒439にとどまり8番手となった。
ここでセッションが終了。トップにフェルスタッペン、ベッテルを挟んで3番手にアルボンと、レッドブルが快調な滑り出しを見せた。さらにトロロッソもガスリーが4番手、クビアトが11番手につけるなど、ホンダパワーユニット勢にとっては明るい話題の多いセッションとなった。
メルセデス勢はほとんどの時間をテストタイヤでの走行に費やした上に、ソフトタイヤでのタイムも低調に終わるなど、不気味さを感じさせる。彼らがFP2以降のセッションでどういったタイムを残してくるかも注目と言えるだろう。
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