MotoGP第18戦マレーシアGPのフリー走行2回目が行われ、ファビオ・クアルタラロがFP1で自身が記録したレコードを更新する走りで、トップタイムを記録した。
カレンダーでも随一の高温多湿な環境であるマレーシア。FP2開始時には気温33度、路面温度は51度まで上昇した。
■MotoGPコラム:“じっくり、順応”クアルタラロ。注目のルーキー、終盤戦はさらに強く?
なお、前戦オーストラリアGPでクラッシュしたミゲル・オリベイラ(テック3・KTM)は、FP1では走行したものの、最終的にマレーシアGP出走を見送った。
FP2が始まると、コース上では序盤からタイムが縮められていく。開始から10分というところでは、アレックス・リンス(スズキ)が2分0秒319をマークしてトップに立った。そこにフランコ・モルビデリ(ペトロナス・ヤマハSRT)、マルク・マルケス(レプソル・ホンダ)が僅差で続いた。
また序盤ではあるが、代役参戦のヨハン・ザルコ(LCRホンダ)が2分0秒675で5番手にポジションを上げてきた。
開始から10分が過ぎると、マルケスが2分0秒215までタイムアップ。トップタイムを更新した。
セッション中盤はアタックよりも連続周回に入るライダーが多く、なかなかタイムシートは変動しない。そうした状況で上がってきたライダーが、バレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)だ。セッション折返しに2分0秒245を記録して3番手にポジションを上げた。
残り時間20分を切ると、徐々に走りもペースアップ。ジョアン・ミル(スズキ)が5番手にまでタイムを縮めた。その後ファビオ・クアルタラロ(ペトロナス・ヤマハSRT)がミルを僅差で上回った。
そしてラスト10分を目前にする頃、マーベリック・ビニャーレス(ヤマハ)が2分0秒198を記録し、トップタイムとした。ビニャーレスはそのままアタックを続け、1分59秒845までタイムを縮めた。
同じ頃、アンドレア・イアンノーネ(アプリリア)が転倒を喫したが、自力でコース外へ向かった。
そして残り時間5分となる頃には、ピットに留まっていたライダーもコースイン。一斉にアタックが始まった。
まずはモルビデリがアタックをまとめ、1分59秒502を記録してトップの座を奪った。だがその直後にクアルタラロが1分58秒576と驚きのタイムをマーク。2番手に1秒近い差をつけるぶっちぎりのトップタイムだ。
またジャック・ミラー(プラマック)が1分59秒593で3番手に割って入り、アレイシ・エスパルガロ(アプリリア)が4番手に続いた。
そしてチェッカーフラッグが振られた後のラストアタックで、アンドレア・ドヴィツィオーゾ(ドゥカティ)が、1分59秒206を記録して2番手に躍り出た。またバレンティーノ・ロッシ(ヤマハ)も3番手に浮上した。
それ以降上位に食い込むライダーは現れず、クアルタラロはFP1で自身が記録したレコードタイムを破った形となった。2番手はドヴィツィオーゾ、3番手はロッシだ。
代役参戦のザルコは終盤のアタックに入った際、ターン1で転倒を喫してしまい、タイム更新はならず14番手に留まった。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?