メルセデスのルイス・ハミルトンは、アレクサンダー・アルボンにはF1で明るい未来が待っていると語り、レッドブルが彼をチームに残すことを望んでいるようだ。
アルボンはFIA F2選手権で2018年にランキング3位を獲得。当初は日産・e.ダムスからフォーミュラEへ参戦する予定だったが、レッドブルが彼へと働きかけ、急きょトロロッソからF1にデビューすることがが決まった。
シーズン前半戦で印象的な走りを見せたアルボンは、夏休み後からはピエール・ガスリーに代わり、トップチームの一角であるレッドブルへと昇格することとなった。
メキシコGPのレース序盤、ハミルトンはアルボンの後ろを走っていた。アルボンは2ストップ戦略だったため、早めにピットイン。一方、ハミルトンは1ストップ戦略を遂行し、レースを勝利した。
ハミルトンがアルボンと近い距離でレースをするのはメキシコGPが初の機会だった。ルーキーながらチームメイトであるマックス・フェルスタッペンと張り合えるような走りを見せるアルボンに、ハミルトンは感銘を受けたようだ。
「彼(アルボン)は本当に上手く運転していた。ほとんどミスを犯さなかったんだ」
そうハミルトンはメキシコGPを振り返った。
「今年は……多くの人から非常に高い評価を受け、その立場を確立したドライバー(フェルスタッペン)に立ち向かうのは本当に難しいことだと思う」
「彼はとても若いし、多くの逆境を乗り越えてきた。彼の人生はとても興味深いストーリーだ」
「後ろで彼を見るのはとてもクールだった。彼はとても早い段階でピットインした。何故かははっきり分からないけど、明らかに2ストップ戦略だった。その後、彼に再び会うことはなかったけど、彼の前には明るい未来が待っているだろう」
「レッドブルが長年にわたって彼をサポートしてくれることを願っている。彼らは、常に良い仕事をしていなければドライバーを“吐き出す”ことが多いから、それがとても重要なんだ」
「彼らが、彼に良くしてくれることを願っている」
メキシコGPでは、結果的に1ストップ戦略の方が速く、アルボンはポジションを落として5位でフィニッシュした。
レッドブル昇格後の6レースで、アルボンは58ポイントを獲得。一方、フェルスタッペンは2レースでリタイアを喫していることもあって、39ポイント獲得に留まっている。
レッドブルのチーム代表であるクリスチャン・ホーナーは、アルボンの走りに好印象を持っており、改善を続けていると話した。
「アレックスは夏休み以降、マックスよりも多くのポイントを獲得しているが、これは全く予想していなかったことだ。アレックスがルーキーだということを考えると、非常に良い仕事をしていると思う」
「彼はとても懸命に取り組んでいるし、強くなってきている。マシンに関してのフィードバックも良いんだ。彼の勤勉さと態度も、チームに良い印象を与えている」
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