メルセデスのバルテリ・ボッタスは、F1第18戦メキシコGP予選Q3でクラッシュを喫したが、負傷は免れたようだ。
ボッタスはQ3のラストアタック、最終コーナーでコースオフ。マシン左側を擦るようにコンクリートウォールに接触すると、TecProバリアの端に激しくクラッシュした。これによりマシンは急減速し、大きなダメージを負った。
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ボッタスも大きな衝撃を受け、事故後は痛みを感じていたようだ。しかしメディカルセンターで診断を受け、問題がないことが確認された。
クラッシュについて尋ねると、ボッタスはmotorsport.comに次のように答えた。
「Q3最後のアタックで最終コーナーに入った時、少し深く行き過ぎてしまい、コーナーでアンダーステアが出てしまった。それでラインがワイドになってしまったけど、トラクションには問題なかったんだ」
「少しワイドになりすぎてしまった。そこの路面は汚れていて、すでに左フロントタイヤにピックアップがあった。それからトラクションを失ってしまい、ウォールにぶつかった」
「壁に沿うような形になったが、その終わりにはTecProバリアが配置されていた。実際その配置は厄介だった」
「最初のヒットで、膝を打った。(クラッシュ後)最初の5分は右膝が少し痛かったけど、今はもう普通だし大丈夫だ」
クラッシュ後、チームとの無線ではボッタスの息遣いが荒くなっていたのが確認されたが、それについては「TecProバリアとのヒットで、息が少し出た。無線がオンになっているのを忘れていたことに気づいたよ」と語った。
ボッタスは、TecProバリアの配置が適切であれば、大きな衝撃は受けなかったかもしれないと示唆した。
「間違いなく、ああいったTecProバリア(の配置)は回避すべきだと思う」
「それ(TecProバリア)があるのは良いことなんだ。でもそれをどのように配置するのか……今の配置は理想的ではない。多分、今よりももっと手前、あるいはもっと奥から置き始める必要がある」
「そうなっていれば全く問題なかっただろうし、壁に沿って走って痛みを覚えることもなかっただろう。間違いなく、それを(FIAに)提起してみる」
メルセデスのチーム代表であるトト・ウルフは、シャシーやギヤボックスを交換することなくボッタスのマシンを修復し、ペナルティを受けずに6番グリッドからレースに臨むことができると考えている。
「マシンはかなり破損している」と、ウルフは話した。
「しかし、ペナルティ無しでマシンを治せると90%の自信を持っている。珍しい角度からの衝撃だったので、そのおかげだと思う」
「マシンを元に戻そうとしている。今のところギヤボックスにダメージは見られない」
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