2019スーパーフォーミュラ最終戦鈴鹿。ハリソン・ニューウェイ(B-Max Racing with motopark)は予選日朝のフリー走行でのクラッシュからマシンを修復し、今季自己ベストの9番グリッドを獲得した。
予選に向けて順調に周回をこなしていたニューウェイだが開始37分に130Rでスピンを喫しアウト側のスポンジバリアに後ろ側からクラッシュ。その反動でマシンが横転してしまった。すぐにマーシャルが救出に向かい、ニューウェイは無事にマシンから脱出することに成功し怪我もなかった。しかし、高速コーナーでのクラッシュということもあり、マシンのダメージが心配された。
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通常ならフリー走行から公式予選まで3~4時間のインターバルがあるが、今回はWTCRとの併催ということもあり、12時25分に予選Q1がスタートするという変則的なスケジュールとなった。つまり、マシン修復に充てられる時間が実質2時間ほどしかなかったのだ。
ニューウェイの予選出走は難しいかと思われたが、チームの懸命な修復作業もあり、Q1開始から3分が経過したところでコースインを果たした。すると、予選でのクラッシュを感じさせない走りを見せ、Q1A組を6番手で通過すると、続くQ2でも1分36秒860の好タイムをマーク。最初はQ3進出圏内のポジションにいたが、最後にアタックしたニック・キャシディ(VANTELIN TEAM TOM’S)に0.058秒逆転され9番手でノックアウトとなった。
セッション後に予選日を振り返ったニューウェイは、マシンのダメージが奇跡的に少なかったことが予選出走に間に合った要因だったと語った。
「本当に奇跡的だった。スピンしながらバリアに向かっていったときに減速することができて、そんなに大きなインパクトではなかった。エンジンへのダメージが心配だったけど、幸い問題がなかったみたいだし、ギアボックスも大丈夫だった。本当にラッキーだったよ」
「それでも予選まで時間がない状況だったけど、チームが本当に素晴らしい仕事をしてくれたし、予選中のパフォーマンスも完璧だった」
ただ、ニューウェイは仮にクラッシュがなく順調にフリー走行でプログラムをこなせていれば、Q3進出はもちろん、チームメイトで予選3番手を獲得したルーカス・アウアーと同じように上位のポジションを獲得するチャンスもあったとのこと。いずれにしても、今週末のマシンの仕上がりにはかなりの自信がある様子だった。
「あと少しでQ3に行けるタイムを出せていたから少し残念だけど、今週ドライコンディションで実質2周くらいしかしていなかった状況だった。その中でこれだけの走りができたの上出来だった」
「だからこそ、アクシデントなく順調にフリー走行を走ってセットアップができていれば、Q3には簡単に行けただろうし、もっと上のポジションにいけたはずだ。それだけ、今回のマシンの仕上がりは完璧だった。ひとまず、クラッシュという最悪の状況からここまで来られたことだけでも良かったと思っている。決勝レースの展開は始まって見ないと分からないと、いつもと変わらずベストを尽くすだけだ」
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