FIAは、F1第18戦メキシコGPが行われるエルマノス・ロドリゲス・サーキットのターン11出口にセンサーを設置してトラックリミットの違反を監視するようだ。
スパ・フランコルシャンで開催された第13戦ベルギーGPでは、オールージュを上りきったところにある左コーナー、ラディオンにセンサーが設置され、トラックリミット違反の監視が行われた。これが一定の成果を挙げたことで、メキシコGPでも同様のアプローチが採られるようだ。
【動画】2019年F1第18戦メキシコGPフリー走行2回目ハイライト
今回センサーが設置されたターン11は、DRSゾーンにもなっているバックストレートの手前にある高速の左コーナーだ。このコーナーをワイドに走ることで、ドライバーはストレートに向けて速度面でのアドバンテージが得られると判断された。
FIAは、ターン11でコースから完全に逸脱したドライバーはラップタイムが抹消されると明らかにした。また、レースでは同様の違反を3回繰り返すことで、警告を意味する黒白旗が掲示されるようだ。
F1レースディレクターのマイケル・マシは、メキシコGPのフリー走行を前に、次のように通知している。
「プラクティスセッションまたはレース中に、ドライバーがターン11出口の縁石を完全にはみ出し、マシンが全く縁石に接触していない状態となった際に記録されたラップタイムは、スチュワードによって抹消される」
「レース中、ドライバーがターン11出口の縁石を完全に横切るたびに、公式のメッセージングシステムを介してチームに通知される。3回目に黒白旗が掲示され、それ以上の違反はスチュワードに報告される」
「上記の要件は、コースから押し出されたと判断されたドライバーには、自動的に適用されない。そのような場合は、それぞれのケースが個別に判断される」
また、マシは先代レースディレクターであるチャーリー・ホワイティングが確立した、エルマノス・ロドリゲス・サーキットでのトラックリミットに関する基本ルールについても再通知した。
ターン1~3やターン8、ターン11でコースオフを喫し、エイペックスを通過できなかったドライバーは、ランオフエリアに設置されたボラードなどの指示に従い、安全にコースに合流するように注意されている。
マシは、さらに次のように付け加えている。
「上記の全てのケースにおいて、ドライバーはできる限り安全に、アドバンテージを得ることなくトラックに合流する必要がある」
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