WTCR日本ラウンドとTCRJ最終戦が開催されている鈴鹿サーキットで、フォルクスワーゲン グループ ジャパンが記者会見を行い、国内で限定600台が販売されることになったGolf GTI TCRのストリートバージョンがお披露目された。
現在、WTCRを筆頭に世界各国でTCR車両を使ったシリーズが普及しており、日本では2017年からスーパー耐久でST-TCRクラスが新設された他、日本国内のスプリントシリーズとしてTCRJが今年から開幕。多くの車両がエントリーしている。
■WTCRドライバーたちが“鏡開き”、鈴鹿ラウンドでの健闘を誓う
その国内シリーズにも参戦し、毎回上位に食い込む活躍をみせているGolf GTI TCRのパフォーマンスを限りなく再現したモデルを一般の公道でも乗ることができるストリートバージョンが完成した。
パワートレインは現行Golf Rの2.0リッター TSIエンジンをベースに専用チューニングされたものを搭載しており、最大出力は290馬力、最大トルク380Nmを発揮。まさに“日本仕様史上最強のGolf GTI”となっている。その他にも電子制御油圧式フロントディファレンシャルロックや大型ブレーキディスク、“アクラポヴィッチ”チタンエキゾーストシステムを採用するなど、特別な仕様となっている。
今回、WTCRとTCRJが開催されている鈴鹿サーキットで車両お披露目の記者会見が行われ、フォルクスワーゲン グループ ジャパンのティル・シェア代表が挨拶。ストリートバージョンのGolf GTI TCRの魅力を語るとともに、「今週末開催されるTCRレースの全てのフォルクスワーゲンのチームを全力でサポートしたい。健闘を祈っている」と参戦するフォルクスワーゲン勢を激励していた。
記者会見では、今季WTCRでセバスチャン ローブ レーシングから参戦し、このストリートバージョンの開発にも携わったベンヤミン・ロイヒターも登場。「僕はレースをしながら、こういった市販車の開発に携わっている。もちろん、レースでの楽しさもあるけど、そこでの魅力を市販車にフィードバックして開発していくのも自分としては楽しみのひとつ。ぜひクルマをみんなに楽しんでほしい」と語った。
このGolf GTI TCRストリートバージョンは、日本国内では全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーでの受注販売となり、販売台数は600台限定。納車は11月以降になる予定だという。
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