セルジオ・ペレス(レーシングポイント)は、かつてのチームメイトであるニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)が2020年のF1シートを獲得できないのだとしたら、F1の悲しい現状を表していると語った。
ルノーは、2020年のドライバーとしてエステバン・オコンを起用することを8月に発表。まだ契約が残っているダニエル・リカルドはチームに残ることになるため、ヒュルケンベルグがチームを離れることになった。
■ヒュルケンベルグはどこにゆく? 本人はF1残留希望も「どこでもいい訳ではない」
その後、F1に残る道を探し続けているヒュルケンベルグだが、選択肢は非常に限られているように見える。ヒュルケンベルグには、大きなスポンサーがついていないことも、その要因のひとつだろう。
2014年から16年までフォースインディアでヒュルケンベルグとチームメイトだったペレスは、ヒュルケンベルグがシート獲得に苦しんでいることが、F1のひどい現状を反映していると話した。
ヒュルケンベルグが来季F1グリッドに残れなかった場合、どう思うか尋ねると、ペレスはmotorsport.comに次のように答えた。
「とても悲しいと思う。それがF1の悲しい現状を示しているからだ。このスポーツでは、最終的に才能や結果が十分に重視されていないんだ」
「政治などの要素がある。アスリートやスポーツマンにはコントロールできない、多くの要素があるんだ。彼は、(F1を)続けたいかどうか決めるべきだ」
ペレスは、今季のヒュルケンベルグはリカルドと同レベルのパフォーマンスを発揮しているため、特にフラストレーションが溜まる状況になっていると考えている。
「僕たちみんな、ニコのレベルの高さを知っている」
「だから、彼はキャリアを続けるかどうかを自分自身で決められるべきだと思う。なぜなら、彼はベストなドライバーのひとりだからだ」
ヒュルケンベルグがF1に残る上で、最も期待できるのはアルファロメオのシートだろう。シートが空くかどうかは、キミ・ライコネンのパートナーとして、チームがフェラーリ育成ドライバーであるアントニオ・ジョビナッツィを継続起用するかどうかにかかっている。
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